宝暦三年(1753年)創業、270年以上の歴史を誇る秩父を代表する老舗酒蔵。代表者は長谷川浩一氏。秩父の名峰武甲山を酒銘とした「武甲正宗」が代表銘柄。平成の名水百選に選定された武甲山伏流水を仕込み水に使用。店舗は国指定登録有形文化財に指定され、秩父谷に残る最も古い店構えの面影を残す。小蔵の手造り酒にこだわり、杜氏をはじめ蔵人全員が秩父在住者で地元に根ざした酒造りを行う。日本酒以外に甘酒、塩麹、味噌なども製造。
江戸中期・宝暦三年(1753年)、柳田総本店として創業し、270年以上の歴史を誇る秩父の銘酒蔵。秩父の名峰武甲山を酒銘とした「武甲正宗」は、創業以来の代表銘柄として愛されている。現在の建物は八代目亀吉翁が酒造蔵・穀蔵・枯らし蔵と数年にわたって築造したもので、店舗は更にその先代の遺構といわれ、平成16年(2004年)に国指定登録有形文化財に指定された。酒造りには常に良質の水が要求され、より良い醸造水を求めて数度の移転を経て現在地に店を構えた。秩父民話の「七ッ井戸」に知られるように、どんな日照りにも涸れることのない質・量共に素晴らしい名井戸の水系にあり、平成の名水百選に選定された「武甲山伏流水」を仕込み水として使用。平成27年には災害対応型LPガスバルク供給システムを導入し、災害時の地域支援体制も整備。令和3年には秩父市と埼玉県から新型コロナウイルス対策優秀賞を受賞。伝統と革新を両立させながら、小蔵の手造り酒として品質向上に励み続けている。
酒蔵見学を実施しており、要予約で原則として10名様以上が対象(少人数の場合はご相談)。見学時間は8:00~16:30(元旦、特定日以外無休)、所要時間約40分で無料。360度バーチャルツアーもYouTubeで公開中で、24時間いつでも体験可能。平成の名水百選に選定された武甲山伏流水の内井戸を開放し、水の持ち帰りが可能。国指定登録有形文化財の歴史ある店舗で、秩父の伝統と武甲正宗の味わいを体験できる。
仕込み水の「武甲山伏流水」が「平成の名水百選」に選定。店舗は国指定登録有形文化財に指定され、埼玉県が指定する「彩の国工場」に初年度指定。「埼玉県おもてなし宣言」を第一号で登録した事業所。数多くの品評会や鑑評会での受賞歴があり、「武州秩父に銘酒あり」と知られている。令和3年には秩父市ウィズ・アフターコロナモデル企業表彰式で「優秀賞」、彩の国「新しい生活様式」安心宣言実践事業者表彰でも「優秀賞」を受賞した。
〒368-0046 埼玉県秩父市宮側町21-27