大正11年(1922年)創業の山形県寒河江市の酒蔵。月山の雪解け水で態われた寒河江川の清流と、山形県産米のみを使用したこだわりの酒造りで知られています。『米作りから酒造りを考える』をモットーに、報國稲作研究会を組織して稲作りから参加。地酒の本質を追究し、純米大吟醸『雪女神』や代表銘柄『千代寿』で高い評価を得ています。
大正11年(1922年)、虎屋本店八代目大沼北吉氏が寒河江の酒蔵『石山佐助』を譲り受け、虎屋の第三工場として創業。昭和15年(1940年)に虎屋より分離独立し、『虎屋寒河江酒造』となりました。昭和27年(1952年)に『千代寿』商標を登録。昨和51年(1976年)には全国初のさくらんぼワインの製造販売を開始。100年以上にわたり寒河江の地で酒造りを続け、地元の米と水にこだわった品質本位の日本酒を醸造しています。
千代寿虎屋では試飲コーナーを無料で提供しており、予約不要でお楽しみいただけます。蔵見学は令和6年9月より有料化され、事前予約が必要となっています。営業時間は平日8:30~17:00(土日祝日休み)で、JR寒河江駅から徒歩5分とアクセスも良好です。駐車場も完備しており、山形市から車で30分程度です。
令和4酒造年度全国新酒鑑評会で金賞を受賞するなど、高い酒造技術が評価されています。特に山形県産酒造好適米『雪女神』を使用した純米大吟醸や『出羽燦々』を使った純米吟醸など、地元米の特性を最大限に活かした酒造りで注目されています。また、全国初のさくらんぼワインの製造販売という革新的な取り組みでも業界内で高い評価を得ています。
〒991-0032 山形県寒河江市南町二丁目1番16号