天保元年(1830年)に創業された静岡県富士宮市の老舗酒蔵。代表銘柄『高砂』は伝統的な味わいを守りながら、ロンドンの世界最大の酒類品評会で2年連続金賞受賞、リージョナルトロフィーも獲得するなど国際的にも高く評価されている。平日は9時~17時、土日祖は10時~17時30分に売店を開いており、酒蔵見学も受け付けている。富士山の恵みを受けた綺麗な水と、静岡県産の優秀な米を使用し、山廃純米をはじめとする伝統的な醸造手法で丁寧に醸した日本酒を提供している。
天保元年(1830年)、富士宮市の地で創業した富士高砂酒造は、190年以上の長い歴史を持つ老舗酒蔵である。江戸時代末期から明治時代にかけての創業期では、地元の人々に愛される日本酒作りを目指し、伝統的な醸造技術を継承しながら品質向上に努めてきた。明治・大正・昭和という時代の変遷の中でも、着実な酒造りを続け、地域の文化と伝統を守り続けてきた。近年では国際的な酒類品評会での受賞を通じて、日本酒の素晴らしさを世界に向けて発信しており、伝統と革新を両立させた酒造りで、6代にわたる歌史を刻み続けている。現在では富士山の恵みを活かした水と、厳選された米を使用し、伝統的な手造りによる丁寧な酒造りを続けている。
酒蔵見学や直売所での試飲・購入が可能で、日本酒愛好家にとって魅力的な観光スポットとなっている。直売所の営業時間は平日が9時~17時、土日祖日が10時~17時30分となっており、休日は1月1日・2日のみ。酒蔵見学では伝統的な醸造工程を間近で見学でき、日本酒造りの精神や技術を学ぶことができる。
ロンドンの世界最大の酒類品評会で2年連続で金賞を受賞する快挙を達成。さらに同品評会ではリージョナルトロフィーも獲得し、国際的な評価を確立している。これらの受賞は、伝統的な日本酒造りの技術と品質が世界最高水準であることを証明し、日本の酒文化の素晴らしさを世界にアピールする重要な成果となっている。
〒418-0055 静岡県富士宮市宝町9-25