1855年創業、徳川家康の母『於大の方』生誕の地・東浦町で160年以上の歴史を刻む酒蔵。50年来使用の木製甑と伝統的な槽搾りにこだわり、日本武尊ゆかりの『生道井』の名を冠した銘酒を醸造。地元契約栽培の夢吟香を使用した純米大吟醸はG20愛知名古屋外務大臣夕食会でも供され、知多半島の風土を活かした手造りの酒は名古屋国税局酒類鑑評会で優等賞を連続受賞。
安政2年(1855年)、江戸時代末期の動乱期に原田徳右ヱ門により愛知県知多郡東浦町生路に創業。蔵の西方にある日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の折に立ち寄ったと伝わる霊泉から『生道井』の名を戴く。知多半島は江戸時代、灘に匹敵する酒どころとして栄え、『下り酒』として江戸で珍重された歴史を持つ。創業以来160年以上、伝統的な手造りを守り続け、50年来使用する木製の甑(こしき)で米を蒸し、杉の槽で丁寧に搾る昔ながらの製法を継承。近年は地元産の酒米『夢吟香』の契約栽培にも取り組み、令和元年のG20愛知名古屋外務大臣夕食会では純米大吟醸が採用されるなど、伝統と革新を融合させた酒造りで高い評価を得ている。