福岡市博多に唯一残る現役の酒蔵。1871年(明治4年)創業、白壁土蔵にレンガの煙突という歴史的建造物は2011年に国の登録有形文化財に指定。「博多百年蔵」として知られ、福岡では珍しい通年醸造を行い、一年中新鮮な酒を提供している。
石蔵家は関ヶ原の戦いの功績により黒田官兵衛(黒田如水)が筑前福岡藩主となった際、播磨から博多に帯同した御用商人。江戸時代は博多〜壱岐・対馬間の廻船問屋を営み、江戸時代後期に酒造業に参入。現在の蔵は明治3年(1870年)に建てられ、2020年に築150年を迎えた。
製造場見学(工場見学)は行っておりませんが、お酒をご試飲・ご購入いただける製造直売所を併設しています。しぼったままの生のお酒を、量り売り用に専用冷蔵タンクで貯蔵し、その場で1本1本瓶詰めして販売しております。営業時間11:00~17:00(ご宴会がある日は18:30まで)。博多に残る唯一の現役の酒造場です。
2011年1月に、国土の歴史的景観に寄与する、再現することが容易でない建物の一つとして、国の登録有形文化財となりました。明治以来150年以上にわたってその趣を受け継いできた歴史的価値が評価され、博多に残る唯一の現役の酒造場として、文化的・歴史的な価値を持つ酒蔵として高く評価されています。
〒812-0043 福岡市博多区堅粕一丁目30番1号