明治10年(1877年)創業、147年間にわたり高品質な酒造りを続ける武史ある酒蔵。酒蔵のある高知県土佐郡土佐町は、四国の中央部を流れる吉野川の源、四国の水瓶と言われる早明浦湖畫の静寂な自然環境に囲まれている。代表銘柄「桂月」は、明治・大正期の文人で酒と旅を愛した大町桂月にちなんで命名された。地元の棚田で育った酒米による酒造り、生酲・山廃に代表される伝統的技法にも積極的に取り組み、Sake du Terroir 「土地の酒」としての桂月の酒造りを心掛けている。
明治10年(1877年)の創業以来147年間、豊かな水と澄んだ空気の中で高品質な酒造りに郁進してきた。酒蔵の所在地である土佐町は、四国の水瓶と呼ばれる早明浦ダムの湖畫に位置し、豊かな水資源と清澄な空気に恵まれた環境が酒造りに適している。代表銘柄「桂月」の名前は、明治・大正期の文人で酒と旅を愛した大町桂月にちなんで命名された。同氏は「美人は酒を醸し、花を醸し、月を醸す」という名句を残しており、その精神が酒造りにも反映されている。少量生産の手作りにて、飲む人に喜んでいただける酒造りを心掛け、伝統的な生酲・山廃仕込みなどにも積極的に取り組んでいる。
酒蔵に併設された「桂月館」では、大正時代に建てられた土蔵風の建物で銘酒「桂月」の名の由来やゆかりのある人物を紹介しています。大町桂月の作品や掛け軸、歌碑などが展示され、日本酒の歴史や文化を学ぶことができます。入場料は200円で、お土産としてカップ酒(200円)をいただけます。桂月館では土佐の酒造りの歴史と文化を体感できるとともに、酒蔵の自然環境や伝統的な酒造りの技術を紹介しており、事前にお問い合わせいただければ試飲も可能です。
KuraMaster2017純米大吟醸部門金賞を「桂月 吟の夢 純米大吟醸」が受賞。また、ワイン品評会IWC2016のSake部門にて、スパークリング部門のゴールドメダル及びトロフィー(第1位)を「SparklingSake匠 (JOHN) 桂月」が受賞。その他、国内外の様々な品評会で高い評価を受けており、特に地元の棚田米を使用した「Sake du Terroir」としての取り組みや、伝統的な生酲・山廃仕込みによる酒造りがCEL24酵母といった高知県独自の酵母の活用と合わせて評価されています。
〒781-3521 高知県土佐郡土佐町田井418