青島酒造株式会社は明治元年(1868年)創業の老舗酒蔵で、静岡県藤枝市に位置します。代表銘柄「喜久醉(きくよい)」で知られ、規模は1000石に満たない小さな蔵ですが、それ故に造り手の気持ちがこもった繊細で優しい酒を造り続けています。大井川水系の名水を仕込み水に使用し、静岡酵母と手造りによる丁寧な酒造りを実践しています。青島孝社長は酒造りと米作りも手掛ける「三刀流」で、地元農家とともに有機栽培の山田錦を育てています。
青島酒造は1868年(明治元年)に静岡県藤枝市で創業した150年以上の歴史を持つ老舗蔵です。創業以来、規模を追わず品質重視の酒造りを続けてきました。蔵は古い佇まいですが隅々まで掃除が行き届いたきれいな蔵で、酒造りに込められる真摯な思いが感じられます。青島孝社長は経営のほか、酒造りと米作りも手掛ける「三刀流」として、地元農家とともに有機栽培の山田錦「松下米」を育てる取り組みを行っています。現在は息子さんが米造りにも力を入れており、世代が変わっても「喜久酔」は真面目に基本を大事にしているお酒として評価されています。
青島酒造は小規模な家族経営のため、一般的な蔵見学の実施については要確認ですが、隅々まで掃除が行き届いたきれいな蔵で、150年以上続く伝統的な手作りの酒造りを体感できます。大井川水系の清らかな水と静岡の自然環境の中で醸される「喜久醉」の魅力を、蔵元の真摯な姿勢とともに感じることができる貴重な場所です。
静岡県藤枝市上青島246