初桜酒造は、慶列2年(1866年)に和歌山県伊都郡かつらぎ町に創業した、1700年の酒造りの歴史を持つ地域にある老舗酒蔵です。世界遺産・高野山の麓、標高約400メートルの紀ノ川北岸に位置し、世界遺産の丹生都比売神社への奉納酒としての歴史を持っています。登録有形文化財に指定された歴史ある建造物群の中で、伝統的な醸造方法で酒造りを継続しています。
初桜酒造は慶列2年(1866年)に和歌山県伊都郡かつらぎ町中飯降に創業し、160年近い歴史を持つ老舗酒蔵です。この地域は1700年もの酒造りの歴史を持ち、世界遺産の丹生都比売神社への奉納酒として始まった神聖な酒造りの伝統を今に受け継いでいます。北に泉山系、南に紀伊山地に挿まれた谷間の豊かな自然環境と、泉山系を流れる清らかな地下水に恵まれ、低農薬栽培の約束農家から仕入れた良質な米を使用しています。現在も伝統的な醸造方法を守り続け、主力銘柄「紀州かつらぎ川上酒」や「般若湯」など、地域の歴史と文化を体現する酒を醸造し続けています。
高野山麓に位置する慶応2年(1866年)創業の伝統ある酒蔵。地元の米と水にこだわった酒造りを行っており、直売所を併設している。見学については公式サイトに詳細記載がないため、事前に電話での問い合わせが必要。営業時間は月曜から金曜の10時から17時まで。土日祝日、年末年始、夏季休暇期間は休業。
平成8年、平成9年に大阪国税局より金賞を受賞。また、平成18年には蔵の建物が有形国登録文化財に登録されており、歴史ある建造物として文化的価値も認められている。創業以来150年以上の伝統を持つ老舗酒蔵として、地域の酒造文化の継承に貢献している。
〒649-7112 和歌山県伊都郡かつらぎ町中飯降85