寛政9年(1797年)西尾酒造として創業、1945年に篠山市内13蔵が合併し鳳鳴酒造に。城下町に位置し、築210年以上の建物は国の有形文化財。2001年開設の見学施設「ほろ酔い城下蔵」では音楽振動醸造のためモーツァルトやベートーヴェンが流れる。
寛政9年西尾酒造として創業。昭和20年篠山市内13蔵が合併し多紀酒造有限会社となり「鳳鳴」ブランドに統一。平成8年鳳鳴酒造株式会社に改名。1797年建築の建物で1975年まで実際に醸造。2003年主屋・仕込蔵等が国の有形文化財登録。
2001年開設の酒蔵見学施設「ほろ酔い城下蔵」では、築210年以上の本社蔵と蔵元の西尾邸を改装整備し、江戸時代のたたずまいや丹波杜氏の伝統、日本酒の昔ながらの製造方法を知ることができます。見学時間は通年11:00-16:00(実際の酒造り見学は10月末~3月上旬)で〇30分程度の案内で旧酒造用具の展示や日本酒の試飲もできます。音楽振動醸造のためモーツァルトやベートーヴェンが流れる独特な環境での酒造りを体験できます。
2003年に鳳鳴酒造本社の主屋・仕込蔵などが国の有形文化財(建物)に登録され、武史的・建築的価値が公式に認められている。1797年建築の建物で1975年まで実際に醸造に使用されていた歷史ある蔵で、節山城下町の武史的景観を代表する存在となっている。音楽振動醸造という独特な醸造法を導入し、伝統と革新を融合した酒造りで注目されている。建物の武史的価値とともに、丹波杜氏の伝統を継承する酒造り文化の保存と発信にも貢献している。
兵庫県丹波節山市呉服町73