湘南に残された、ただひとつの蔵元。『酔いしれることは日本の誇りである』をモットーに、伝統を守りながら新しい挑戦も積極的に行う。日本酒だけでなくクラフトビール『湘南ビール』の醸造でも知られる。
明治5年(1872年)創業の熊澤酒造は、湘南地域に残された唯一の酒蔵として150年以上の歴史を刻んできました。茅ヶ崎市香川の地で、丹沢山系から約70年もの歳月をかけて地下の岩盤層を通り抜けてきた清冽な地下水を仕込み水に使用。「酔いしれることは日本の誇りである」という独自の哲学のもと、伝統的な日本酒造りを守り続けています。平成8年(1996年)には地ビール解禁と共にクラフトビール「湘南ビール」の醸造を開始し、その後ジンやウイスキーなども手がける総合酒類メーカーへと発展。敷地内には複数のレストランやベーカリー、カフェなどを展開し、地域の食文化の中心地として愛されています。100年後、200年後も受け継がれる文化を創造するという志のもと、伝統と革新を融合させた新たな挑戦を続ける、まさに湘南の誇りとなる蔵元です。
敷地内のレストラン『MOKICHI TRATTORIA』『蒵元料理 天青』ご利用のお客様向けに簡単な敷地内ガイドを実施。2週間前までにレストラン予約時に見学希望を伝える必要あり。時間は11:00~または17:00~。成人対象でガイドのみの案内は不可。酒蔵部営業時間は8:00~17:00(土日祝休み)。湘南唯一の酒蔵として日本酒・ビール・ジン・ウイスキーを製造し、レストランやカフェ、ベーカリーなど多様な飲食施設を運営。
主要なコンクールの具体的な受賞歴は公開情報が限定的であるが、代表銘柄『天青』シリーズは中国の歴史的な語句『雨過天青雲破処』に由来し、伝説の青磁のような清澄でさっぱりとした品質を目指している。湘南地域のテロワールを反映した酒造りで、クラフト品質とローカル感を大切にした製品で地元で高く評価されている。
〒253-0043 神奈川県茅ヶ崎市香川7-10-7