天鷹酒造は1914年(大正3年)に創業した、「辛口でなければ酒ではない」という創業者の想いを持ち、「挑戦する酒造り」を継承している酒庫です。日本初の有機日本酒で全国新酒鑑評会金賞を受賞した実績を持ち、原料米にJAS認定有機米を使用した有機日本酒の製造に特化しています。栃木県北部の那須岳から流れる純粋な地下水と、伝統的な手造りの技を組み合わせた酒造りで、「今日よりも明日」を目指し、常に進化し続けています。
1914年(大正3年)に蛭畑酒造合名会社として創業した天鷹酒造は、110年以上の歴史を持つ老舗酒庫です。現在の代表取締役社長は3代目の尾莖宗範氏が務め、創業者の「辛口でなければ酒ではない」という哲学を受け継ぎながら、時代のニーズに応えた革新的な酒造りに取り組んでいます。2005年からはJAS認定有機米を使用した有機日本酒の製造を開始し、日本で数少ない有機日本酒専門の酒庫として、アメリカやヨーロッパでも有機表示ができる品質の酒を造っています。伝統と革新を組み合わせた「挑戦する酒造り」で、蜂蜜酒や特殊なリキュールなど、日本酒以外の商品開発にも積極的に取り組んでいます。
天鷹酒造では場元見学を実施しており、普段は入れない精米工場や醸造場を見学することができます。個人やグループでの見学が可能で、事前の予約が必要です。直売店では15種類以上の季節のお酒の試飲(9:00-16:30)を行っており、量り売り(1合単位)での販売も実施しています。未加熱酒、古酒、生酒など、通常の瓶詰め商品では入手困難な特別な商品も販売しています。
天鷹酒造は日本初の有機日本酒で全国新酒鑑評会金賞を受賝(2017年)したことで注目を集めました。また、インターナショナルワインチャレンジ(IWC)でのダブル受賞をはじめ、数多くの国内外のコンペティションで高い評価を得ています。歴史的には1953年の第1回関東信越地方醺造研究会優等賞、1956年の全国新酒品評会優等賞など、早い時期からその品質の高さが評価されています。有機日本酒のパイオニアとして、持続可能な酒造りと品質の両立を実現しています。
〒324-0411 栃木県大田原市蛭畑2166