寛文元年(1661年)創業の宮城県最古の酒造で、360年以上の歴史を誇る老舗蔵元です。初代内ヶ崎筑後が伊達政宗公の命により富谷宿場を設立した由緒ある家系で、二代目作右衛門から酒造業を開始しました。代表銘柄「鳳陽」は唐の故事「鳳鳴朝陽」に由来する縁起の良い名前で、南部杜氏による伝統的な寒造りを行っています。少量生産で一本一本丁寧に仕込み、「優しさとどこかホッとするような味わい」を目指した酒造りを続けており、英国王室御用達ワイン店にも取り扱われるなど国際的にも評価されています。
元和4年(1618年)、初代内ヶ崎筑後(後に織部と改名)が伊達政宗公により召し出され、富谷に宿場を設けることを命じられたのが始まりです。寛文元年(1661年)に二代目作右衛門が酒造業を創業し、以来360年以上にわたって宮城県最古の酒造として歴史を刻んできました。江戸時代から続く伝統的な酒造技術を代々受け継ぎ、現在は16代目が当主を務めています。平成21年(2009年)にはインターナショナルワインチャレンジ(IWC)SAKE部門で金賞を受賞し、その後英国王室御用達の高級ワイン店「ベリー・ブラザーズ&ラッド社」に初めて取り扱われる日本酒として選出されるなど、国際的な評価を獲得しています。
東北大学の留学生向けに酒蔵見学を実施するなど、教育的な取り組みも行っています。酒蔵見学の詳細については、直接お電話(022-358-2026)でお問い合わせください。360年の歴史を持つ宮城県最古の蔵元の雰囲気を体感いただけます。
全国新酒鑑評会で金賞受賞、Kura Master純米大吟醸酒部門金賞、IWC(International Wine Challenge)受賞、南部杜氏自醸清酒鑑評会優等賞、宮城県清酒鑑評会県知事賞など、数多くの受賞歴を誇ります。特に平成21年のIWC金賞受賞後の英国王室御用達ワイン店での取り扱いは、日本酒業界において画期的な快挙でした。
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