寛永2年(1625年)から続く歴史ある建物を使用し、平成15年(2003年)から株式会社タイセーとして運営されていた秩父の酒蔵。代表者は笠原晃二氏。代表銘柄「秩父小次郎」は、武甲正宗、秩父錦と並ぶ秩父三大銘酒の一つとして地元で愛された。日本酒本来の伝統と日々新たな可能性を追求し、こだわりを持って酒造りを行っていたが、令和6年(2024年)3月15日をもって休業。
寛永2年(1625年)創業の老舗酒蔵として約400年の歴史を誇る。かつて埼玉は「東灘(あずまなだ)」と呼ばれる銘醸地で、江戸への近さと街道の整備を活かして多くの酒蔵が営まれていた。秩父菊水酒造所は、その伝統を受け継ぎながら秩父の地で酒造りを続けてきた。現在は株式会社タイセーとして運営され、代表銘柄「秩父小次郎」は秩父の三大銘酒の一つとして地元で愛されている。埼玉県が開発した「彩のかがやき」を使用した純米酒や、秩父産のさつま芋(太白・玉豊)と白麹を使った芋焼酎「龍呑(りゅうどん)」なども製造。日本酒の伝統を守りながら新たな可能性を追求し、一つ一つ心を込めて醸造している。
秩父市下吉田に位置し、直売所での購入が可能。伝統の秩父小次郎や限定の季節酒、芸焼酎「龍呑」などを販売。酒蔵見学は実施していないが、店頭での購入や商品の問い合わせは可能。400年の歴史を持つ酒蔵の伝統的な酒造りを直接購入できる。
寛永2年(1625年)から約400年の歴史を持つ秩父の名門酒蔵として、秩父三大銘酒の一つ「秩父小次郎」で地域に根ざした伝統を築いてきた。埼玉県が開発した「彩のかがやき」を使用した純米酒や、秩父産のさつま芝と白麹を使った芸焼酎「龍呑」など、地域の特産を活かした作品造りで評価を得ている。
〒369-1503 埼玉県秩父市下吉田3786-1