安永元年(1772年)創業、岩手県最古の酒蔵。2022年に雫石町に移転し、地元の原料と伝統的製法にこだわる酒造りを行う。岩手産酒米(結の香、吟ぎんが、吟おとめ)と岩手山の伏流水を使用し、無濑過製法で雫石のテロワールを表現。
{ "founding": "安永元年(1772年)、6代目平井六右衛門により創業", "nameOrigin": "菊は最も高貴な花として、司は最高位を表す", "milestones": [ "1927年 - 紺屋町に移転", "2021年3月 - 公楽(株)に事業譲渡", "2022年11月 - 雫石町に本社・工場を移転" ], "brandHistory": "菊の司(主力)、七福神(函昌醸造から継承)、平井六右衛門(限定品)の3ブランド展開" }
雫石町の美しい自然環境の中にある蔵元では、酒造りの見学や試飲を通じて、菊の司の歴史と伝統を体感することができる。特に無濾過酒の製造工程や、女性杜氏による丁寧な酒造りの様子を間近で見学でき、岩手山の伏流水を使った仕込みの特徴について詳しく学ぶことができる。予約制での見学を受け付けている。
令和5年度岩手県清酒鑑評会において「純米大吟醸 菊の司 結の香 仕込み」が金賞を受賞。その他、全国新酒鑑評会や各種品評会において継続的に評価を受けており、特に無濾過酒の技術と品質の高さが業界内で認められている。
〒020-0585 岩手県岩手郡雫石町長山小上沢11-1