福源酒造は長野県北安曇郡池田町に位置する1758年(宝暦8年)創業の老舗酒蔵です。北アルプス連峰の麓に広がる安曇野の肥沃な大地で、減農薬農法により自社栽培した酒米と北アルプスの清冽な水を使用し、江戸時代より代々受け継がれる伝統技法で少量生産・高品質な日本酒を醸造しています。現当主は17代目にあたり、260年以上の歴史を持つ蔵元として『福源』『福耳』を主要銘柄に展開しています。
福源酒造は1758年(宝暦8年)に創業し、現在まで260年以上の歴史を持つ老舗酒蔵です。現蔵元の平林家は17代目当主を数え、江戸時代から続く酒造りの伝統を守り続けています。平林家は酒造業だけでなく、蚕糸業・銀行・鉄道業・呉服商など様々な事業を営み、地域の発展に貢献してきた歴史があります。現在も残る土蔵群にはそれぞれの時代が刻まれ、長い歴史を物語っています。創業以来、酒質の高さを追求し、国税庁主催の酒類品評会で数多くの金賞を受賞。世界のソムリエが審査する国際的酒類コンテストでも入賞し、酒匠により『21世紀の酒』にも選ばれるなど、その品質は国内外で高く評価されています。現在は環境保護の観点から減農薬農法による酒米栽培を推進し、安曇野の自然を次世代に伝える取り組みも行っています。
冬期期間中(月曜日~金曜日、9:00~16:00)に蔵見学を実施しています。見学では江戸時代から続く伝統的な酒造りの技法や、現在も使用されている歴史ある土蔵群をご覧いただけます。また、池田町ハーブセンターでも『福源』『福耳』の販売を行っているほか、特別なイベント時には蔵開きフェスティバルも開催され、試飲や地元の特産品を楽しむことができます。
創業以来の酒質追求により、国税庁主催の酒類品評会で数多くの金賞を受賞しています。世界の銘ソムリエが審査する海外の国際的酒類コンテストSAKE部門でも入賞を果たし、国際的な評価を獲得。また、日本酒を愛する酒匠により『21世紀の酒』にも選定されるなど、260年以上の伝統技法と現代の技術を融合した高品質な日本酒として、国内外で高い評価を得ています。特に減農薬農法による自社栽培米を使用した取り組みは、環境に配慮した酒造りとしても注目されています。
長野県北安曇郡池田町池田2100