安政2年(1855年)創業の老舗酒蔵で、170年の歴史を持つ。主力銘柄「笹緑(ささみどり)」を醸造し、三好市池田町の豊かな自然環境を活かした伝統的な酒造りを続けている。吉野川上流域の清らかな水と四国山地に囲まれた寒冷な気候を利用し、丁寧な手造りによる日本酒を生産。地域に根ざした家族経営の温かい酒蔵として、阿波踊りや藍染などの徳島文化と共に歩み、地元の食材との相性を重視した食中酒として親しまれている。徳島県酒造組合の一員として地域の酒造業界の発展にも貢献している。
矢川酒造は安政2年(1855年)に三好市池田町白地で創業し、170年の長い歴史を持つ老舗酒蔵である。幕末から明治、大正、昭和、平成、令和と時代を超えて受け継がれてきた伝統的な酒造技術を基盤に、代々家族経営による丁寧な酒造りを続けてきた。池田町白地は吉野川上流域に位置し、四国山地に囲まれた自然豊かな環境にあり、この立地を活かした地酒造りに徹している。主力銘柄「笹緑」は地名の白地(しらじ)の自然を表現した命名で、長年地域に愛され続けている。現在は代表の矢川文紀が伝統を受け継ぎ、徳島県酒造組合の一員として地域の酒造文化の継承と発展に貢献している。小規模ながらも品質を重視した酒造りで、地元の人々に親しまれる地酒を醸し続けている。
蔵見学については事前にお電話でお問い合わせください。池田町白地の自然豊かな環境で、吉野川上流域の清流と四国山地の山並みを望みながら酒蔵体験ができます。大歩危・小歩危や祖谷渓谷などの観光地へのアクセスも良好で、四国の自然観光と合わせて楽しめます。
170年の歴史を持つ老舗として、伝統的な製法による安定した品質で地域から高い評価を得ている。主力銘柄「笹緑」は地元をはじめ県外でも親しまれ、特に地元の食材との相性の良さで知られている。小規模な家族経営ながらも、徳島県酒造組合の一員として地域の酒造文化を支える重要な役割を担い、地域密着型の酒造りで長年愛され続けている老舗ブランドである。
〒778-0020 徳島県三好市池田町白地猪ノ窪386番地の1
電話: 0883-74-0611