有限会社長老
京都府船井郡京丹波町に位置する長老酒造は1903年(明治36年)創業の老舗蔵元。京丹波の豊かな清流と品質の良い地元産米を使用し、伝統的な手造りによる酒造りを続けている。長老山の麓という恵まれた立地で、地元の米、地元の水、地元の杜氏による地域密着型の酒造りを実践。代表銘柄「長老」は五百万石や京の輝きを使用し、まろやかな口当たりとほど良い香りの旨口に仕上げている。
県庁所在地: 京都市
関西
古代の帝都であり、日本文化の中心地である京都へようこそ。京都市の伏見地区は、日本で最も有名な酒どころの一つで、「伏水」として知られる非常に柔らかく純粋な水に恵まれており、エレガントな日本酒を醸造するのに最適です。
京都府船井郡京丹波町に位置する長老酒造は1903年(明治36年)創業の老舗蔵元。京丹波の豊かな清流と品質の良い地元産米を使用し、伝統的な手造りによる酒造りを続けている。長老山の麓という恵まれた立地で、地元の米、地元の水、地元の杜氏による地域密着型の酒造りを実践。代表銘柄「長老」は五百万石や京の輝きを使用し、まろやかな口当たりとほど良い香りの旨口に仕上げている。
京都府京都市伏見区横大路三栖山城屋敷町に蔵を構える齊藤酒造は、1895年(明治28年)創業の老舗蔵元。13代目当主・齊藤洸が率いる同蔵は、京都府産米のみを使用することにこだわり、特に京都独自の酒造好適米「祝」を使った酒造りに定評がある。全国新酒鑑評会で14年連続金賞受賞という輝かしい実績を誇り、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)でも金賞を獲得。伝統的な技術と最新設備を融合させた酒造りで、伏見の名水を活かした柔らかく上品な味わいの日本酒を醸している。
京都府宮津市の丹後由良に位置するハクレイ酒造は1832年(天保3年)創業の老舗蔵元。海と山に囲まれた絶景の地で、由良山の不動滝から湧き出る超軟水を使用した酒造りを続けている。「温故創新」をモットーに、伝統を大切にしながら新しいものを産み出す酒造りを実践。米、水、人の調和を重視し、丁寧に育てた米を使用して甚やかから辛口まで幅広い味わいの日本酒を醸している。代表銘柄は「白嶺」「酒天童子」。
1893年(明治26年)創業。京都市中心部から約1時間半、「京都の軽井沢」と呼ばれる京北の豊かな自然に囲まれた酒蔵。創業120年余りの歴史を持ち、代表銘柄「初日の出」と新ブランド「羽田」を醸造しています。桂川上流の伏流水(中硬水・硬度130度)を使用し、伝統的な手洗い洗米や木桶醸造を守り継いでいます。きめ細やかで喉ごしの良い香り高い味わい、絶妙な酸味とキレのある「羽田」ではすっきりとした端麗な味わいが特徴です。
京都市伏見区に位置する豊澤本店は江戸末期(慶応年間)創業の老舗蔵元。1934年(昭和9年)に会社設立。初代豊澤儀助が九州から大阪に出て酒商を始め、明治初期から酒造業に転身。当初は奈良や岡山で酒造りを行い、1953年に伏見に移転した。伏見の名水「白菊水」を使用し、「飲んでいただいた全ての人が楽しく、幸せな気分になれる美味しいお酒」を造ることを信念としている。代表銘柄「豊祝」は創業者の句「いねみのり 國も豊よ 祝ひ酒」から名付けられ、淡麗辛口で京都の水の優しさが伝わる味わいに仕上げている。
京都府城陽市に位置する城陽酒造は1895年(明治28年)創業で、京都府南部で唯一の造り酒屋。木津川の地下水を使用し、京料理によく合うすっきりとした酒を醸している。城陽市は古くから梅の里といわれる京都府下最大の梅林「青谷梅林」があり、1991年からそこで栽培される固有品種「城州白」を使用した梅酒造りにも力を入れている。代表銘柄は「純米大吐醸 城陽」と「青谷の梅」。
1893年創業、京都洛中西陣に残る唯一の酒蔵。豊臣秀吉の聚楽第跡地に位置し、千利休が茶の湯にも使ったといわれる名水『金明水・銀明水』を仕込み水として使用。主要銘柄は『聚楽第』『古都』『西陣』など、京都の武将や武将の名前を冠した銘柄で徴徴される。
1781年創業の老舗酒蔵。伏見の名水『常磐井水』を使用し、『京仕込』をブランドスローガンに伝統と革新を融合させた酒造り。京都府独自の酒米『祝』を積極的に活用し、高品質な純米酒を醸造。
1925年創業の京都伏見の酒蔵。カッパをマスコットキャラクターとして日本酒業界で初めてテレビCMを展開。日本酒と地ビールの両方を醸造し、伏見の名水『伏水』を活用した酒造りを継続。平成14年から13年連続で全国新酒鑑評会金賞を受賞。
1918年創業の伝統的な酒蔵。京丹後市久美浜町の久美浜湾の最南端に位置し、蒲元から望む久美浜湾の美しい景観から「久美の浦」の銘柄を名づけました。大正7年に戦時中の統合により久美浜町内の複数の酒蔵が合并して現在の形となりました。現在の杜氏は柿本達郎氏で、丹後地方の気候と風土を生かした伝統的な酒造りを続けています。地元の料理や風土に合う地酒として愛され、丹後の酒文化を代表する一本です。
1754年創業、「日本で一番海に近い酒蔵」として知られる酒蔵です。伊根町の船屋群の一角に位置し、酒蔵と海までの距離はわずか1メートルほどしかありません。現在の杜氏は向井久仁子さんで1999年から務めており、京都府初の女性杜氏として話題になりました。代表銘柄「伊根満開」は古代米(赤米)を使用した透明感のある赤い色の日本酒で、ロゼワインのような見た目とフルーティーな甘酸っぱい味わいが特徴です。地域の食材に合う「食中酒」として、生産者や料理人の料理に寄り添う酒を提供しています。
1726年創業、京都洛中最古の酒蔵。約300年の歴史を持ち、伝統で継承された造り手法と革新的な技術を融合させた酒造りを継続しています。代表銘柄「神蔵 KAGURA」は、完全無濾過、無加水にこだわり、日本酒がタンクから出てきたままの味わいをご賞味いただける純粋な日本酒です。比叡山から流れ出た地下水は、とても柔らかく癖のない澄んだ味わいで、金閣寺、銀閣寺、貴船神社、吉田神社の御用進納許可をいただいています。
1970年(昭和45年)設立の伏見の小さな酒蔵ですが、「都鶴」の商標は1840年(天保11年)の『江戸積銘酒大寄為御覧表』に登場し、170年以上の武史を持つ由緒ある銘柄です。代表者は内田浩司氏。伏見の宮水といわれる桃山丘陵から湧き出る清らかな伏流水を用い、小さな蔵ならではの小仕込みで、ソフトな旨味に吟醸香が溢け込む、上品な味と香りをたたえた京の酒を造っています。
1791年創業の老舗酒造。初代松本治兵衛が「澤屋」の屋号で酒造りを始め、1922年に伏見の現在地に酒蔵を移転しました。代表銘柄「桃の滴」は、酒造近くの西岸寺にある松尾芭蕉の句碑からその名を取っています。伏見の良質な地下水と、兵庫県特A地区東条産山田錦、富山県砺波平野産五百万石を使用し、手作業中心の伝統的な製法で酒造りを行っています。大正11年建築の酒蔵と煉瓦造りの倉庫・煙突は「伏見の日本酒醸造関連遺産」として経済産業省の近代化産業遺産に認定されており、国の登録有形文化財にも登録されています。
京都府京丹後市久美浜町に位置する木下酒造は1842年(天保13年)創業で175年の歴史を誇る老舗蔵元。代表銘柄「玉川」は蔵の隣を流れる川上谷川が美しい玉砂利で敷き詰められたような清流だったことから名付けられた。2007年からは業界初の外人杜氏フィリップ・ハーパーが酒造りを手がけ、生鹍や山廃といった伝統的な酵母無添加の酒造りや長期熟成による独特な味わいの日本酒を醸している。
1777年創業の伝統的な酒蔵。京丹後市大宮町に位置し、代表銘柄「白木久(しらきく)」を醸造しています。特徴的なのは、一般的な酒米ではなく「食べるお米」だけで酒造りを行うことです。地元丹後産コシヒカリを中心とした地元産の米と、自家井戸からの超軟水を使用しています。社長至天左右、5人体制で家族経営を行っています。現在11代目である白杉悟氏が社長兼杜氏として、「美味しいお米から美味しい日本酒が生まれる」という信念のもと、酒造りを行っています。
1645年(正保2年)創業、京都・伏見の純米酒専門蔵。代表取締役・木村紫晃、杜氏・國石直のもと、「米と米麹と水だけで造る純米酒こそ日本酒本来の姿」という信念を貫き、全量純米酒を製造。京都府産米100%使用と農家との契約栽培を推進し、伏見の名水で醸される酒は穏やかな香りと柔らかな口当たりが特徴。代表銘柄「花洛」は、しっかりとした米の旨味と酸味、キレの良い後味で食中酒として定評がある。純粋日本酒協会メンバーとして、USDA認定オーガニック日本酒も手がける。
1744年創業の伝統ある酒蔵。京都丹後半島の日本海に面した美しい自然環境の中で、伝統的な酒造りを続けています。代表銘柄は『最中屋茂兵衛』で、地元の水と米を使用した酒造りにこだわっています。京都府北部の丹後地域では数少ない酒蔵の一つとして、地域の文化と伝統を守り続けています。
1902年(明治35年)初代藤岡栄太郎によって創業。「万長」の銘柄で親しまれたが、1995年に一度製造を休止。五代目藤岡正章氏が酒類総合研究所で酒造技術を磨き、2002年に酒造りを復活。全て純米酒に切り替え、「蒼空(そうくう)」の銘柄で手作りの酒造りを行っています。京都伏見の名水と米・米鹿のみで造る美味しい日本酒を酵しています。
1673年(延宝元年)創業、350年以上の歴史を誇る京都伏見の老舗蔵元。会長・丸山恒生、社長・羽場陽介のもと、「誠実」を理念に掲げ、良い原料を使い心を込めて酒を造る。1964年に業界に先駆けて純米酒を復活させた純米酒のパイオニアとして知られ、醸造アルコール、糖類、防腐剤等一切無添加の酒造りを貫く。備前雄町や京都産「祝」など厳選した酒米と、桃山丘陵の地下水を使用。2022年には有機JAS認証を取得し、日本初の有機JAS認証付き日本酒のひとつ「有機純米吟醸GREEN」を発売。伝統的な手造りの技法を守りながら新たな挑戦を続ける。
1882年(明治15年)初代長谷川三郎により長谷川酒造として創業。京都・嵐山の上流、亀岡市に蔵を構える140年以上の歴史を持つ老舗酒蔵。現在5代目蔵元杜氏は全国でも珍しい女性杜氏である長谷川渚氏。「酒造りは米作り、米作りは土壌から」を信条とし、13ヸクタールに及ぶ自社農地で無農薬有機農法により山田錦を栄培。全ての酒が純米酒で、自然にこだわった酒造りを実践しています。
京都府福知山市の上六人部に位置する東和酒造は、現在福知山唯一の酒蔵。享保2年(1717年)に初代今川新六が京街道の伊久郷近くで茶屋を経営し、のちに酒や醤油の製造を始めた」年以上の歴史を持つ老舗。昭和52年(1977年)に一度酒造りを休止したが、2011年に現杜氏である10代目の長女今川純が酒造りを復活。「六閑の酒で人を幸せにしたい」という想いで、地元の米、水、空気、人で造る代表銘柄「六閑」を製造。
1675年(延宝3年)創業、伏見で最古の酒蔵のひとつ。代表銘柄「月の桂」は姉小路有長卿の和歌「かげ清き月の嘉都良の川水を夜々汲みて世々に栄む」に由来します。1964年に13代目が日本初の「スパークリングにごり酒」を開発し、故坂口謹一郎博士より「元祖にごり酒」のお墨付きをいただきました。伝統的な酒造りと革新的な技術を融合させ、特ににごり酒と熟成酒の先駆者として知られています。
1919年創業の伝統的な酒造。かつての三丹酒造を市内にある若宮神社の宮水で仕込み始めたのがはじまりです。京都産の米にこだわり、丹波・但馬両杜氏より受け継いだ蒲元杜氏の下、綾部の山紫水明な環境下で酒造りに必要なタイミングを逃さず良質な酒を醸しています。代表銘柄「綾小町」は創業以来、一貫した手造りによる質の高い酒造りを行っており、地元綾部市民をはじめ、京都府中丹地域で絶大な人気を誇っています。
1887年創業の歴史ある酒蔵。与謝野町産の素材にこだわり、地域のテロワールを重視した酒造りを展開。裏山の花崗岩で自然濾過された伏流水を使用し、日本酒からスパークリング清酒、リキュール類まで幅広く製造。
京丹後市弥栄町に位置する吉岡酒造場は1789年(寛政元年)創業の老舗蔵元。丹後半島の中央部に位置し、蔵の中を清流が流れ、水がんがいるほど清らかな環境で、夏にはかじかが鳴く自然豊かな立地。家族経営の小さな酒蔵で、代表銘柄「吉野山」は丹後半島を形成する三山系のひとつである吉野山から名付けられた。伝統的な槽槨りを全ての酒に実施し、手間と時間をかけた丁寧な酒造りを続けている。