株式会社油正
明治2年(1869年)創業、津市久居の酒蔵。150年以上の歴史を持ち、日本酒「初日」の他、味噌・醤油の醸造販売も行っていた。地元に愛されるふるさとの酒を目指していたが、2021年に廃業。
県庁所在地: 津市
関西
日本で最も神聖な神社である伊勢神宮と、伊賀の忍者の伝統を誇る、精神的に重要な県、三重へ旅しましょう。この歴史的な土地を流れる清らかな水が、クリーンでバランスの取れた日本酒スタイルに貢献しています。
明治2年(1869年)創業、津市久居の酒蔵。150年以上の歴史を持ち、日本酒「初日」の他、味噌・醤油の醸造販売も行っていた。地元に愛されるふるさとの酒を目指していたが、2021年に廃業。
明治8年(1875年)創業、伊勢神宮近くの明和町に位置する酒蔵。明和町唯一の酒蔵として、伝統と名声を守り続ける。櫻田川の清冽な地下水と三重県産酒米「神の穂」や山田錦を使用し、伝統的な技術で長期低温発酵を行う。皇學館大学、明和町との産学官連携プロジェクトも実施。
明治43年(1910年)創業、朝日町に位置する酒蔵。冬季に「鈴鹿おろし」と呼ばれる冷風と鈴鹿山系の豊富な水資源に恵まれた酒造りに適した土地で、縁起の良い名前の酒米「夢錦」「福の花」を使用するなど、こだわりの酒造りを行っている。
文政3年(1820年)創業の三重県松阪市に位置する老舗酒造。代表銘柄『白米城』は松阪城の別名であり、北畠満雅が足利幕府軍と戦った朝坂城の別名にちなんで命名された。松阪牛で有名な松阪の地で、地域に根ざした酒造りを200年以上にわたって続けてきた。2017年2月6日の火災により蔵の大部分を失うという大きな試練に見舞われたが、蔵元の強い意志により再建を決意。奇跡的に火災を逃れた10年以上熟成された純米酒『めざめ』をクラウドファンディングで販売し、多くの支援を得て復活を果たした。現在は代表の中山正昭氏のもと、伝統を受け継ぎながら新たな酒造りに挑戦している。
「やさしく 人を感じ心豊かになる酒」を目指す小さな酒蔵。鈴鹿山脈の清冽な伏流水と地元米を使い、全量純米醸造・総槽搾りにこだわる。父子と若手スタッフ、3人だけで手造り少量生産を行っている。
安政4年(1857年)創業の三重県多気郡多気町に位置する老舗酒造。江戸時代後期から160年以上にわたり8代にわたって酒造りを続けている。代表銘柄『鉾杉』は伊勢神宮神域の杉の神木にちなんで昭和初期に命名され、日本一の水質を誇る宮川水系の水と伊勢国産の酒米を使用した酒造りを行っている。世界唯一の希少酒米『弓形穂』を使用した『式 SHIKI』ブランドも展開し、IWC2021で普通酒部門トロフィー『グレートバリューサケ』を受賞するなど国際的な評価も高い。醤油・味噌製造も手がける総合醸造業として地域に根ざした事業を展開している。
三重県伊賀市で明治20年(1887年)創業の小規模酒蔵。俳聖松尾芭蕉の生誕地近くに位置し、館長自らが杜氏を務める家族経営で、協会1501号酵母(秋田花酵母)を日本で唯一専門的に使用している。全国新酒鑑評会で12回金賞を受賞、2013年まで7年連続金賞という実績を持つ。
嘉永3年(1850年)創業、三重県桑名市の多度山のふもとに位置する老舗酒造。総勢5人の小規模な造り酒屋でありながら、2007年からは製造する全ての日本酒を純米酒のみに絞っている。地元三重県産の山田錦・神の穂・三重の夢を使用し、養老山系の清洌な地下水で仕込んだ無添加の純米酒を製造。代表銘柄「上げ馬」は多度大社の伝統的な上げ馬神事に由来し、稏作でありながら本格的な手造りにこだわった酒造りを続けている。また有機無農薬麦芽と有機ホップを100%使用したオーガニッククラフトビール「上馬ビール」も製造している。
安政元年(1854年)創業の津市一身田町の老舗酒造。地元三重県産の山田錦・神の穂・うこん錦などを使用し、6代目蔵元杜氏・増田明弘氏のもと、小仕込みで丁寧な酒造りを行う。代表銘柄『寒紅梅』は、寒さに耐えて美しく咲く紅梅のように、力強くも優美な味わいを表現。三重大学の学生と共同開発した『三重大学』など、地域連携にも積極的に取り組んでいる。
文久2年(1862年)創業の三重県四日市市に位置する老舗酒造。1933年から2011年まで約80年間、伊勢神宮をはじめ県下800余社の神社に奉納する御神酒「三重の新嘗」を昔ながらの木桶仕込みで醸造してきた歴史を持つ。小さな酒蔵だからこそできる丁寧な酒造りを心掛け、全量手洗い、限定吸水による原料処理、3cm程度の超薄盛りの麹造りをレギュラークラスの製品にまで同じように行う品質へのこだわりが特徴。代表銘柄「天遊琳」は荘子の書より採り、大空に心を遊ばせるような自由な心の状態を表現した食中酒として親しまれている。
慶応3年(1867年)創業、三重県四日市市川島地区に位置する老舗酒造。鈴鹿山麓に位置し、昼夜の寒暖差が大きく冬の寒さと乾燥した気候が日本酒の醸造に適した環境。鈴鹿山脈の地下水と三重県産山田錦100%を使用し、代表銘柄『三重の寒梅』は全国新酒鑑評会で6回の金賞を受賞している名酒。フルーティで優しく、透明感の高い酒質で和食・洋食問わず料理との相性が良い。7代にわたって受け継がれてきた伝統の技術と革新を融合させ、口中で広がって喉で消える理想的な酒質を目指している。地域産業として地元原料の使用、地域雇用、地域納税の三本柱で地域貢献を重視した経営を行っている。
品質本位を社是とする四日市の老舗酒蔵。江戸時代から続く177年以上の歴史を持ち、日本酒「宮の雪」と全国的に知られる「キンミヤ焼酎」を製造。地元四日市の素晴らしいお酒を世界へ広めることを使命としている。
1998年より醸造用アルコールを一切添加しない、米と麹、水だけで醸す手造りの純米酒のみを造る専門蔵。伝統的な蓋麹法を守り、無農薬米の栽培から酒造りまで一貫して行う。「るみ子の酒」で全国的に知られ、活性にごり酒は「爆発する酒」として話題になった。
明治30年(1897年)創業、伊賀上野城下に位置する日本最小級の酒蔵。年間80石(約8,000本)という極少生産で、4代目蔵元兼杜氏の中井昌平氏が全工程を一人で手掛ける希少な製造体制。元プロボクサー(伊賀唯一のA級ライセンス保持者)という異色の経歴を持つ。総破精麹を使用し、しっかりとした旨味と後味のキレが良い酒質を追求している。
大正6年(1917年)創業の三重県桑名市に位置し、100年以上の歴史を持つ家族経営の小さな酒蔵。鈴鹿の岺を源流とし、桑名の台所に豊かな水を供給する町屋川のほとり、川風薫る『久米の里』に蔵を構える。米の持つ豊かな旨みを楽しんでいただくことを第一に酒を醸し、代表銘柄『青雲』は豊潤な香りと爽やかな空を思わせる爽快な喷ごしが特徴。地元の酒米『神の穂』や『山田錦』を使用し、低温長期もろみで丁寧に醸造している。
明治2年(1869年)創業の鈴鹿市唯一の酒蔵。創業150年以上の歴史を持つ老舗蔵元として、現在の杜氏・内山智広氏が伊勢杜氏の技術を受け継ぎながら伝統と革新を融合させた酒造りを行っている。代表銘柄『作』はSAKE COMPETITIONで史上初の1位・2位独占を達成し、国内外で高い評価を獲得。鈴鹿山脈の清冽な伏流水を使用し、少量生産で品質管理を徹底することで『誰もがどこでも美味しく楽しめる酒』を目指している。社長・清水信一郎氏のもと、地域に根ざした酒造りを継承しながら、世界に通用する日本酒の製造に取り組んでいる。
明治元年(1868年)創業、赤目四十八滝の名水を使用する酒蔵。伊勢志摩サミットで乾杯酒と晩餐酒の両方に選ばれた唯一の酒蔵。年間約600石の小規模生産で、手造りにこだわる。
「ワクワクは若戎から!!」をスローガンに、革新と挑戦を続ける伊賀の酒蔵。170年以上の歴史を持ちながら、8代目蔵元のもとで新たな試みに挑戦し、フルーティーで華やかな香りの日本酒を醸造。創業者の名を冠した「義左衛門」や、地元産米を使用した「真秀」など多彩な銘柄を展開。