文久2年(1862年)創業、会津坂下町で160年以上の歴史を持つ老舗蔵元。初代高久學十郎の名を冠した「学十郎」を主力銘柄に、昔ながらの手作りにこだわった酒造りを続ける。全ての酒を伝統的な槽搾り(ふなしぼり)で製造し、洗米も全て手洗いという徹底した手造り製法を守る。蔵元自らが杜氏を務め、息子と共に伝統を継承している。
文久2年(1862年)、初代高久學十郎により創業。会津坂下町で160年以上にわたり酒造りを続ける老舗蔵元。創業以来、昔ながらの「手作り」醸造にこだわり、普通酒から上級酒まで全てを伝統的な槽搾り(ふなしぼり)で製造。洗米は全て手洗い、機械作業を極力減らし、職人の手で丁寧に醸造する製法を貫く。現代表社員の高久禎也氏は蔵元兼杜氏として、原料の性格に忠実に従った醸造を心がける。2年前には息子の高久功嗣氏が蔵に戻り、親子で伝統の継承に取り組む。夏は猛暑、冬は厳寒という会津盆地の気候を活かし、長期低温発酵による繊細な味わいの酒を醸造。主力銘柄「学十郎」の大吟醸は、兵庫県産山田錦を40%まで磨き、全国新酒鑑評会金賞受賞の実力を持つ。2019年のG20大阪サミットでは各国首脳陣に提供され、2020年のIWCでは「純米吟醸 豊国」が金賞を受賞。小規模ながら国内外で高い評価を得る、会津の伝統と技術を守り続ける蔵元である。
会津坂下町の酒蔵で、事前連絡により見学可能。160年以上継続した伝統的な手作り製法や、全ての酒を槽搮り(ふなしぼり)で製造し、洗米も全て手洗いで行う徹した手造りの工程を見学できる。現代表社員の高久禅也氏が蔵元兼杜氏として、息子とともに伝統を継承している様子も学べる。
全国新酒鑑評会金賞受賞。2019年G20大阪サミットで各国首脳陣に提供。2020年IWCで『純米吁醸 豊国』が金賞を受賞。Kura Master 2025受賞。令和6酒造年度全国新酒鑑評会受賞。東北酒類鑑評会2024優等賞。福島県秋季酒類鑑評会2024金賞。SAKE COMPETITION 2024金賞・銀賞。小規模ながら国内外で高い評価を得る実力蔵。
福島県河沼郡会津坂下町字市中一番甲3554