大正九年(1920年)創業、米農家であった林榮一が「誰よりも酒を愛し、自ら育てた米で最高の味わいの酒を造りたい」という想いから創業。現在5代目蔵元・林里榮子氏が中心となり、世界農業遺産に登録された清流・長良川の伏流水と、岐阜美濃地方特有の「初霜(はつしも)」という希少な酒米を使用。日本初の乳酸菌を活用した「次世代無添加日本酒製造法」を特許取得し、旨味が30%以上向上した革新的な酒造りを実現。「日本酒文化を世界へ」をモットーに、伝統と革新を融合させた酒造りを行っている。
林本店は大正九年(1920年)、米農家であった林榮一が「誰よりも酒を愛し、自ら育てた米で最高の味わいの酒を造りたい」という想いから岐阜県各務原市に創業した。世界農業遺産に登録された清流・長良川の伏流水と、岐阜美濃地方特有の「初霜(はつしも)」という希少な酒米を使用し、独自の醸造技術を確立。同蔵の特許技術「次世代無添加日本酒製造法」により、旨味が30%以上増した革新的な酒造りを実現している。2010年には地元の桜の名所に因んだ新ブランド「百十郎」を立ち上げ。この名は、歌舞伎役者・市川百十郎が各務原に1200本の桜を寄贈したことに由来し、「桜の下で楽しむ酒」をコンセプトとしている。2020年の創業100周年を機に「NEXT GENERATION」シリーズを発表し、日本酒文化を次世代に継承する取り組みを開始。現在は5代目蔵元・林里榮子氏が中心となり、伝統技術と革新的な製法を融合させながら、地元の風土を活かした酒造りを続けている。
酒蔵見学については事前に電話(058-382-1238)でのお問い合わせが必要。創業100年以上の伝統を持つ酒蔵で、5代目蔵元・林里榮子氏が中心となって革新的な酒造りを実践。日本初の乳酸菌を活用した特許技術「次世代無添加日本酒製造法」や冷蔵蔵製法による一定温度での醸造工程管理など、先進的な酒造り技術を見学できる可能性がある。なお、最寄り駅はJR那加駅または名鉄新那加駅。
2020年第4回KURA MASTERコンクールで「百十郎 純米酒 山廃」がプラチナ賞を受賞(824銘柄中純米酒部門)。アメリカやイギリスの国際大会でも賞を受賞し、「百十郎 純米大吟醸 白金」は穏やかな香りとスッキリした味わいで料理によく合うと評価。日本初の乳酸菌を活用した「次世代無添加日本酒製造法」を特許取得し、経済産業省「JAPANブランド育成支援事業」にも採択されるなど、革新的な酒造りで高い評価を得ている。
岐阜県各務原市那加新加納町2239