江戸時代末期の文久3年(1863年)創業。「安芸の小京都」と呼ばれる竹原市に蔵を構え、「竜勢」を代表銘柄とする名門蔵。全量純米にこだわり、食中酒として楽しんでもらうことを目的とした酒造りを実践。山田锦、八反錦、八反、雄町などそれぞれの米の特徴が感じられる酒質を突き詰めている。
藤井酒造は文久3年(1863年)、江戸時代末期に竹原の地で創業。竹原は「安芸の小京都」として知られ、竹鶴酒造から徒歩5分ほどの立地に位置し、地域の造り酒屋として着実に発展してきた。代表銘柄「竜勢」は第一回全国新酒品評会で最優秀賞を受賞した歴史ある銘柄で、現在は全量純米にこだわった酒造りを実践。160年以上の歴史を持ちながら、常に品質向上を追求し、伝統と革新を継承している。竹原の武家屋敷の古い武家窓々を造り変えた「酒蔵交流館」では、地域の交流の場としても機能している。
酒蔵交流館では使わなくなった旧仕込蔵を地域の交流の場として開放し、江戸時代の雰囲気そのままの土と木の空間で日本酒の試飲や雑貨などのお土産の販売を行っています。琢曜から日曜日の11時00分から16時00分まで営業(月曜定休、祝日の場合は翌日)。不定期でコンサートや催しも開催され、地域文化の発信地としても機能しています。試飲とお土産販売を中心とした観光スポットです。
代表銘柄「竜勢」は第一回全国新酒品評会で最優秀賞を受賞した歴史ある銘柄です。2007年のIWC SAKE部門では、純米大吟醸「竜勢 純米大吟醸 黒ラベル」が最高賞であるトロフィーを獲得し、世界からも高い評価を受けています。創業以来160年以上にわたり、全量純米にこだわった酒造りで安定した品質を維持し、地元や全国の日本酒ファンから長く愛されています。竹原という武家屋敷の街並みに溶け込んだ歷史ある蔵元です。
〒725-0022 広島県竹原市本町3-4-14