延宝3年(1675年)創業、350年の歴史を持つ西条最古の酒蔵の一つ。「白牡丹」の名は天保10年(1839年)、京の五摂家の一つ鷹司家から家紋にちなんで授けられた。夏目漱石や棟方志功など文化人にも愛され、棟方志功が白牡丹のために製作した版画やラベルは現在も展示されている。広島もみじ酵母を使用した酒造りでも知られている。
{ "founded": 1675, "founder": "榝正六郎兵衛", "story": "1675年(延宝3年)創業、350年の歴史を持つ。関ヶ原の戦い後、島左近の次男の孫が西条に逃れて創業。『白牡丹』の名は1839年に京都五摂家の鷹司家から拝領" }
蔵見学は平日9時30分から16時00分まで予約制で実施し、土日は10時30分から16時00分まで可能です(第二・第四土曜、祝祭日は休み)。展示室では棟方志功が白牡丹のために製作した版画やラベル、酒造道具などをご覧いただけます。特に棟方志功との関わりは武史あるエピソードで、市場に出回らない特別な資料を見ることができます。
2020年全国燗酒コンテスト最高金賞受賞、ワイングラスでおいしい日本酒アワード2023メイン部門最高金賞を受賞。千寿庫・万年庫が令和4酒造年度全国新酒鑑評会で入賞し、千寿庫は3年連続の金賞を獲得しています。350年の歴史と伝統を背景に、現代でも品質の高い日本酒を造り続け、文化人に愛された伝統を現代に繼承しています。
〒739-0011 広島県東広島市西条本町15-5