享保8年(1723年)创業と伝えられる約300年の歴史を持つ老舗酒蔵。代表銘柄『岩の井』で知られ、全体仕込み量の3分の2以上を山廃仕込みで醸している。原料米は大吐醸を除けばほとんどを千葉県産にこだわり、硬度13~15の非常に硬い水を使用。伝統的な山廃仕込みで作られる酒は、力強く深みのある味わいが特徴。
享保8年(1723年)に初代岩瀬善右衛門が御宿町で酒造業を開始。約300年にわたり代々受け継がれてきた伝統の酒造りを続けている。茅蕢き屋根の母屋の梁には、慶長14年(1609年)に御宿沖で難破したサン・フランシスコ号の帆柱が使われており、武民とスペインから来た人たちを接した歴史と国際交流の祈りを伝えている。
御宿の海水浴場から近く、観光客が訪れやすい立地にあります。約300年の歴史を持つ茶蕢き屋根の母屋や酒蔵の見学が可能で、日本とスペインの歴史的なつながりを感じることができます。営業時間9:00~17:00(土日祝休)で、詳細な見学情報は事前にお問い合わせください。
2016年に世界的なワイン評論家ロバート・パーカー氏が発行する『ワインアドヴォケイト』誌にて、『岩の井 山廃純米大吐醸』が95ポイントという高評価を受けました。これは日本酒としては異例の高評価であり、国際的にも高く評価されています。
〒299-5102 千葉県夷隷郡御宿町久保1916