慶応2年(1866年)創業。太田市北西部の鳥山中町に位置する歴史ある酒蔵。2016年に国登録有形文化財に指定された6棟の建物(店舗兼主屋、本蔵、新蔵、釜場及び瓶詰め場、文庫蔵、煙突)は明治時代の酒造りと地域の歴史を伝える貴重な財産。風まかせの自然体な酒造りを心がけ、EM農法を活用した環境に優しい手造り少量生産を行う。直売所「風蔵(かぜくら)」ではカフェも併設し、地域に開かれた酒蔵として親しまれている。
今井酒造店は慶応2年(1866年)、太田市北西部の鳥山中町に創業した歴史ある酒蔵。150年以上にわたり、地域と共に歩み続けてきた。明治時代に建てられた造り酒屋建築群は、2016年に国登録有形文化財に指定され、日本の酒造りの歴史を今に伝える貴重な建物として評価されている。また、2013年には第3回太田市景観賞大賞を受賞し、地域の景観形成にも貢献している。風まかせの自然体な酒造りをモットーに、EM農法を活用した環境に優しい手造りを守り続け、地元の米と良質な地下水を使用した丁寧な酒造りを心がけている。「風蔵」の名で親しまれる直売所・カフェを併設し、酒蔵を通じて地域文化の発信と交流の場を提供している。