明治26年(1893年)創業の伝統ある酒蔵。富山市東岩瀬の北前船の寄港地として栄えた港町に位置し、清酒『満寿泉』を醸造する。昆登杜氏による伝統的な酒造りで、昭和40年代から吟醸酒の造りに特化し、『吟醸の満寿泉』として全国の蔵元の目標となった。现在は5代目桅田隆一郎氏が継承し、革新的な樽熟成や海外展開などにも積極的に取り組んでいる。
明治26年(1893年)に初代兵三郎と長男亀次郎が旭川で酒造業を開始。明治38年に岩瀬に戻り『岩泉』の銘柄で酒造りを再開。昭和初期に『満寿泉』と名付けられ、主力ブランドとなった。蟹工船和三郎の指導のもと、昭和40年代から吟醸酒の製造に力を入れ、ハイリスクを承知の上で『吟醸の満寿泉』として全国に名を馳せた。岩瀮の歴史ある港町の伝統を守りながら、新しい時代に向けた革新的な酒造りにも挑戦し続けている。
酒蔵内の見学は行っていないが、徒歩5分の距離にある『沙石』で満寿泉の有料試飲が可能(15分30分:1,000円、530分:2,000円)。北前船の寄港地として栄えた歴史ある岩瀬の街並みを散策しながら、伝統ある酒蔵の雰囲気を感じることができる。特に満寿泉の代表作である吟醸酒の味わいや特徴を理解しながら楽しむことができる貴重な機会。
『吹酢の満寿泉』として全国の蔵元の目標となった伝統ある酒蔵。昭和40年代から吹酢酒の製造に特化し、ハイリスクを承知の上で高品質な酒造りを続けてきた。特に樽熔成酒や海外展開など革新的な取り組みでも注目され、岩瀬の歴史ある港町の伝統を守りながら新しい時代に向けた酒造りに挑戦し続けている。
〒931-8358 富山県富山市東岩瀬町269番地