愛媛県松山市溝辺町に位置し、120年以上の歴史を持つ蔵元。『酒を子育てのように育てる』という造り手の想いを大切に、全国新酒鑑評会で金賞を受賞するなど高品質な日本酒、リキュール、梅酒を製造。大型冷蔵設備を備え、品質管理に注力している。
栄光酒造は明治30年(1897年)、愛媛県松山市溝辺町に創業された。120年以上にわたり、地元の豊かな自然資源を活かした酒造りを続けている。『杜氏が我が子を育てるような想いで酒を造る』という理念のもと、一つ一つの工程に心を込めた丁寧な酒造りを実践。その品質の高さは全国新酒鑑評会での度重なる金賞受賞という形で証明されている。高縄山系の名水『湧ヶ淵』を仕込み水として使用し、タンクごと冷蔵可能な大型貯蔵施設を完備。温度管理を徹底することで、年間を通じて安定した品質の酒を提供している。2017年には直売店を開設し、蔵元見学や試飲も可能となった。日本酒のほか、リキュールや梅酒の製造も手がけ、『心を込めて造った商品を全国に自信を持って送り出す』という想いで、愛媛の地酒文化を守り続けている。
酒蔵見学や直売所での試飲・購入が可能で、2017年に新設された直売所では自慢の地酒やノベルティグッズが販売されており、試飲もできます。酒蔵見学は1週間前までの事前連絡が必要で、見学料は無料で所要時間は約60分です。特別見学プラン(500円/人)では日本酒と愛媛県産果実を使用したリキュールの試飲、非売品の漬物等の試食、お土産(梅酒)が付きます。
全国新酒鑑評会で金賞を1989年、1990年、2018年、2019年、2021年、2022年に受賞。四国新酒鑑評会金賞(1985年)、雑誌『特選街』主催日本酒コンテスト全国第一位(1991年)、農林水産省より食品産業優良企業として表彰(1991年)。国外ではKura Master金賞(フランス、2022年)、LONDON SAKE CHALLENGE金賞(イギリス、2020年)、全米日本酒歓評会金賞(アメリカ、2019年)、MILANO SAKE CHALLENGEプラチナ賞(イタリア、2019年)など、国内外の品評会で高い評価を得ています。梅酒利き酒大会リキュール部門で全国1位を獲得するなど、日本酒だけでなくリキュールや梅酒でも高い品質を維持しています。
〒791-0101 愛媛県松山市溝辺町甲443