愛媛県伊予郡砣部町に位置する明治5年(1872年)創業の蔵元。『お客様の意見を重視』をモットーに、平成3年から4代目当主のもと家族中心の酒造りを行う。石鉄山系の地下水を使用し、松山三井を中心とした県内産米で手造り自然醸造を実践。主要銘柄は「かち鶴」「いよ娘」。
かち鶴酒造は明治5年(1872年)、愛媛県伊予郡砣部町に創業された。「かち鶴」の銘柄は創業者夫婦の名前から取られたもので、縁起の良い名前として地元に愛されてきた。平成3年(1991年)から4代目当主である大向邦康氏が社長を務め、家族中心の酒造りに転換した。『コンテストよりもお客様』というスタンスで、顧客の意見を重視した酒造りを心がけている。石鉄山系の清冽な地下水を仕込み水とし、主に県内産の松山三井を使用。製造工程では手造り自然醸造を基本とし、箱麹(はここうじ)による手間をかけた麹造り、原酒の袋搾りによる自然濾過など、伝統的な手法を守っている。特に生原酒を3年、5年、15年、30年と長期貯蔵することで、独特の熟成感を持つ酒も製造している。150年以上の歴史を持ちながら、常に顧客の声に耳を傾け、求められる酒を造り続けている蔵元である。
8:00~17:00(年末年始休み)に蔵見学と試飲を実施しており、事前予約が必要です。明治5年創業の150年以上の歴史を持つ酒造で、石鉄山系の清冽な地下水と砂部焼で有名な砂部町の特殊な地域性を体験できます。『コンテストよりもお客様』をモットーにした家族中心の温かい酒造りを楽しめます。
『コンテストよりもお客様』をモットーに、受賞よりも顧客満足を優先した酒造りで知られています。縁起の良い「かち鶴」の名前で地元で長く愛され、手造り自然醸造、箱鹹による鹹造り、原酒の袋搾りなど伝統的な手法で造られた品質が地域で高く評価されています。特に、3年、5年、5年、30年の長期貯蔵酒の独特な熟成感で注目されています。
〒791-2112 愛媛県伊予郡砂部町宮内542