1895年(明治28年)創業の「有限会社金水晶酒造店」は、福島市内唯一の造り酒屋で、代表銘柄『金水晶』を醸造しています。2024年に福島市荒井に新蔵「四季の蔵」を建設し移転し、新たな酒造りに挑んでいます。13年連続水質日本一と評価される「荒川」の伏流水を仕込み水に使用し、『金水晶 純米大吸醸』が8年連続全国新酒鑑評会金賞を受賞するなど、高い技術力で知られています。
明治28年(1895年)に創業した金水晶酒造店は、当初福島市松川町に構えていましたが、2022年3月の福島県沖地震で明治時代からの蔵が全壊判定を受け、水質日本一の荒川の伏流水を求めて福島市荒井に新蔵を建設しました。新しい「四季の蔵」は2024年1月にオープンし、農村公園「四季の里」と「いちご園」の間に位置しています。130年以上の伝統を持ちながらも、新しい環境での酒造りに挑戦し続けている進取の気持ちを大切にしています。
新蔵「四季の蔵」では、営業時間は8:00〜18:00(土日祇日定休)で、直売店での販売や試飲を行っています。新設計された現代的な設備と、3年連続水質日本一の荒川の伏流水を使用した酒造りを見学することができます。農村公園「四季の里」やいちご園などの観光スポットが近くにあり、家族でのお出かけと併せて訪問される方も多くいらっしゃいます。
代表銘柄『金水晶 純米大吸醸』が8年連続全国新酒鑑評会金賞を受賞するなど、継続的な高い評価を得ています。特に福島県オリジナル酒米「夢の香」を使用した純米吸醸や、福島市産の桃を使用したリキュール「ちもも」など、地元の特色を活かした商品でも評価されています。福島市内唯一の造り酒屋としての地位と、新しい環境での酒造りへの挑戦が継続的に評価を受けています。
福島県福島市荒井字上鷺99