大分県宇佐市にある麦焼酎専門の蔵元で、長洲蒸留蔵「久保」を運営しています。手造り麦焼酎の製造にこだわり、麦焼酎の原酒を樫樽でじっくりと熟成させたスモーキーでまろやかな口当たりの焼酎や、和甕で熟成させた麦の薫り豊かでマイルドな口当たりの焼酎などを生産。『地元の原料を愛情深く育む』という理念のもと、伝統的な製法を守りながら高品質な麦焼酎を製造しています。
大分県宇佐市の長洲蒸留蔵として設立された久保酒蔵は、大分麦焼酎の伝統を継承する蔵元の一つです。大分県は1960年代後半から麦麹に麦を掛け合わせる麦焼酎の産地として日本各地で注目を浴び、現在では麦焼酎の一大産地となっており、『大分麦焼酎』として地域団体商標にも登録されています。久保酒蔵もこの大分麦焼酎の伝統の中で、地元の原料を活かした手造り麦焼酎の製造を続けてきました。樫樽や和甕を使った熟成技術など、独自の製法を確立し、品質の高い麦焼酎を生産することで地域の麦焼酎文化の発展に貢献しています。
蔵見学が可能で、所要時間は約30分、製造工程の見学と試飲ができます。予約が必要で、5日前までの事前予約が必要です。見学時間は午後4時まで、営業時間は8:00-17:00、日曜・祝日は休業です。未成年者や運転者の試飲はできません。電話番号は0978-38-0109、FAXは0978-38-4775です。地元の原料を愛情深く育む製造過程を実際に見学でき、手造り麦焼酎の魅力を体感していただけます。
『酒屋が選ぶ焼酎大賞』において、久保酒蔵の『久保 全麹』『久保 白麹』『郷(むかう)樫樽貯蔵原酒』が選出されており、業界関係者からも高い評価を受けています。手造り麦焼酎の製造技術と品質管理の高さが認められ、大分麦焼酎の代表的な蔵元の一つとして位置づけられています。樫樽熟成や和甕熟成などの独自の熟成技術により、それぞれ異なる特徴を持つ麦焼酎を製造し、多様な味わいの焼酎愛好家から支持を得ています。
大分県宇佐市大字長洲3581-1