寛保3年(1743年)に創業された静岡県富士宮市の老舗酒蔵。270年以上の歴史を誇り、上野地区唯一の酒蔵として地域に根ざした酒造りを続けている。代表銘柄『富士山』『白糸』は100%富士山の伏流水を仕込み水として使用し、100年以上にわたり石川県の能登杜氏組合から杜氏を招いて伝統的な酒造りを行っている。現在の代表牧野利一氏のもと、昨からの技法と富士山の恵みを活かした酒造りで、地元はもちろん全国の日本酒愛好家から高い評価を得ている。
寛保3年(1743年)、江戸時代中期に富士宮市下条の地で創業した牧野酒造は、280年近い武史を持つ老舗中の老舗酒蔵である。江戸・明治・大正・昭和・平成という長い時代の変遷を通じて、一貫して品質本位の酒造りを続けてきた。富士山の恵みを最大限に活かした酒造りで、仕込み水には100%富士山の伏流水を使用し、その清らかで柔らかな水質が特徴的な酒質を生み出している。また100年以上にわたり石川県の能登杜氏組合から杜氏を招いて酒造りを行っており、伝統的な能登流の技術と富士山の水の組み合わせにより、独特の味わいを持つ日本酒を醸造している。近年では酒蔵の景観も評価され、富士宮市景観賞最優秀賞や富士宮市景観重要建造物に指定されるなど、地域の文化的資産としても重要な存在となっている。
酒蔵見学を受け入れており、要事前予約で伝統的な酒造りの工程や設備、そして富士山の伏流水を使った酒造りの特徴を学ぶことができる。酒蔵の建物自体が富士宮市景観重要建造物に指定されており、歴史ある建築物としても見学の価値が高い。酒造りの歴史や文化を体験できる貴重な観光スポットとして、地元はもちろん、全国の日本酒愛好家から注目されている。
富士宮市景観賞最優秀賞を受賞し、酒蔵の景観が高く評価された。また酒蔵の建物は富士宮市景観重要建造物に指定され、地域の文化的資産としても公的に認められている。270年以上の伝統と富士山の恵みを活かした酒造りで、地元はもちろん全国の日本酒愛好家からも高い評価を得ている。
〒418-0114 静岡県富士宮市下条1037