1716年(正德6年)創業の松浦一酒造は、308年以上の歴史を持つ佐賀県伊万里市の老舗酒蔵です。『松浦地方で一番になりたい』という願いを込めて『松浦一』と命名された代表銘柄で知られます。最も話題になるのは、約70年前に母屋の屋根替えの際に発見された『河伯のミイラ』です。長さ約70cmのこのミイラは水の神様としておまつりされ、酒造りに欠かせないきれいな水や酒蔵の守り神として崇められています。毎年12月01日には河童祭りが開催され、河童の供養と美味しい酒ができることを祈る伝統的な行事として地元に根付いています。
松浦一酒造の歴史は1716年(正德6年)に始まり、以来308年以上にわたって伊万里の地で酒造りを続けています。初代は松浦地方で一番の酒造りになりたいという強い願いを込めて『松浦一』と命名しました。江戸時代から継承されてきた伝統的な酒造りの技術を大切に守りながら、時代の変化に合わせた品質向上にも積極的に取り組んできました。最も特筆すべき出来事は、約70年前の母屋屋根替えの際に棟の上から発見された『河伯のミイラ』です。代々「この家には何か不思議なものが保存されている」という言い伝えがありましたが、その正体が紙で丁寧にくくられた箱に入った河童のミイラだったのです。この発見をきっかけに2000年から観光酒蔵としての受け入れを開始し、現在では河童のミイラを一目見ようと全国から多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。伝統とロマンが共存する稀有な酒蔵として、今も地元伊万里の名物として愛され続けています。
松浦一酒造では無料で酒蔵見学を実施しており、事前予約いただければ蔵の案内もいたします。一番の見どころは、伝説の『河伯のミイラ』で、長さ約70cmのミイラがガラスケースに入って大切におまつりされています。河童は水の神様として崇められ、酒造りに欠かせない綺麗な水や酒蔵の守り神としての地位を持っています。毎年12月01日には『河童祭り』が開催され、河童の供養と美味しい酒ができることを祈る伝統行事でもあります。
松浦一酒造の代表銘柄『松浦一』は、長年にわたり佐賀県内外の品評会で優秀な成績を収めています。特に地元伊万里では『河伯のミイラの酒蔵』として観光名所としても名声を上げ、全国各地からの観光客に愛される酒蔵として高い評価を得ています。佐賀県清酒品評会での入賞実績もあり、特に純米大吟醸部門での評価が高く、伊万里の地酒としての地位を確立しています。また、河童のミイラというユニークなストーリーと合わせて、メディアでも頻繁に紹介されるなど、佐賀県を代表する観光酒蔵としての地位を確立しています。
〒849-4251 佐賀県伊万里市山代町楠久312