中野BCは紀州和歌山から梅酒・梅果汁を中心に、日本酒、焼酎、スピリッツなど多様な製品を製造・販売する総合酒類メーカーです。「長く久しく愛される酒でありたい」という先代の想いから名付けられた「長久」をはじめ、「紀伊国屋文左衛門」、「超久」を代表とするこだわりの日本酒を製造しています。
中野BCは紀州和歌山の地で醤油製造から始まり、現在は日本酒、梅酒、焼酎など多様な酒類を醸造する総合メーカーへと発展しました。1958年、「長く久しく愛される酒でありたい」という想いから銘酒「長久」が誕生。約25年後にはより洗練された「超久」ブランドを展開し、米の旨みを大切にした深みのある味わいで食中酒として高い評価を得ています。敷地内には3,000坪の日本庭園を有し、1952年に焼酎の冷却水用に作られた池は、現在も酒造りの環境を豊かに彩っています。紀州の温暖な気候を活かし、山田錦や雄町といった酒造好適米を使用した純米吟醸酒や、35%まで磨き上げた大吟醸など、伝統と革新を融合させた酒造りを続けています。2025年度全国新酒鑑評会金賞受賞の実績を持ち、紀州の歴史的人物「紀伊国屋文左衛門」の名を冠した純米吟醸酒も人気を博しています。近年では氷室貯蔵技術を活用した-5℃熟成酒など、新たな挑戦も積極的に行い、紀州和歌山の酒文化を全国に発信し続けています。
中野BCでは酒蔵見学を実施しており、3千坪の美しい日本庭園と酒蔵を同時に楽しむことができます。見学では梅酒蔵、仕込蔵、貯蔵蔵などの酒造りの工程を詳しく見学でき、梅酒・梅シロップの漬込み体験や日本酒造りの櫂入れ体験も可能です。本格梅酒の熟成過程も間近で見ることができ、和歌山の自然と伝統の酒造りを五感で体感できる魅力的な観光スポットとなっています。
中野BCは数多くの権威ある賞を受賞している名門酒造会社です。最新では令和6酒造年度全国新酒鑑評会において大吟醸「紀伊国屋文左衛門」黒が25年ぶりとなる金賞を受賞し、また「長久梅 梅エキス 酵素入り」が優良ふるさと食品中央コンクールで食品産業センター会長賞を受賞しました。過去にはモンドセレクション世界食品品質コンクールでの金賞受賞、天満天神梅酒大会での紀州梅酒「紅南高」グランプリ受賞、IWCインターナショナルワインチャレンジでの金賞受賞、リヨンコンクールでのクラフトジン槙金賞受賞など、国内外で高い評価を獲得しています。
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