約100年にわたり酒造りを続ける山口県下関市の小さな酒蔵。『シーフード特化』をコンセプトに、魚介料理に合う日本酒造りに特化している。地元農家と協力し専用の山田錦を使用し、地下160mの中軟水で仕込んでいる。関門海峡の海の幸と相性の良い日本酒を追求している。
大正12年(1923年)創業で100年の歴史を持つ酒蔵。下関市という港町の特性を活かし、魚介料理に最適な日本酒造りを追求してきた。築100年の歴史ある蔵は地域の文化遺産として価値があり、近年は酒蔵の一部をリノベーションしてカフェを併設するなど、新しい取り組みも行っている。コロナ禍でも日本酒文化を守り続ける強い意志を持つ蔵元として注目されている。
大正12年創業の歴史ある蔵を見学できる。築100年の建物をリノベーションしたカフェ「shuan KU cafe」では酒蔵ならではの酒かすチーズケーキや甘酒ミルクが味わえる。5,000円で自分だけの日本酒をブレンドする「世界で唯一のSAKE造り体験」も人気。直売店では試飲も可能。営業時間10:00〜17:00、カフェは水曜定休。
国際的な評価が高く、『SINGAPORE SAKE CHALLENGE 2023』では獅道38が金賞、蔵人の自慢酒がプラチナ賞を受賞。『LONDON SAKE CHALLENGE 2019・2020』では獅道38が2年連続金賞、蔵人の自慢酒が2年連続プラチナ賞。『ワイングラスでおいしい日本酒アワード』では蔵人の自慢酒が2018・2019年2年連続最高金賞。『広島国税局清酒鑑評会』では蔵人の自慢酒が令和3年優等賞を獲得している。
山口県下関市幡生宮の下町8番23号