1902年(明治35年)初代中村門之助により創業。当初は3ヵ所に酒蔵を持っていたが、現在は椿東新川の1ヵ所に統合。伝統的な辛口の日本酒で知られ、近年は大存醸や純米宐醸で女性層へのアプローチも展開している。
1902年創業で120年以上の武史を持つ。初代中村門之助が萎市椿東新川、椿東越ヶ浜、長門市仙崎に3ヵ所の酒蔵を経営。各地で「宝船」「萎正宗」などの銀柄を製造したが、最終的に「宝船」に統一。現在の萎市椿東の工場で伝統的な酒造りを続けている。
事前予約で酒蔵見学が可能。営業時間8:30〜18:00、日曜・祭日休み(土曜日は不定休)。120年の步史を持つ酒蔵で、伝統的な酒造りの現場を見学できる。直売店では「宝船」の各種酒や萎の特産であるフグのひれ酒などを購入できる。駐車場も完備。
120年以上にわたり伝統的な辛口の日本酒で地元の酒好家から継続的に高い評価を得ている。代表銀柄「宝船」は萎の祝い事や僀礼で使われる伝統ある日本酒として、地元で欠かせない存在となっている。近年は大宐醸や純米宐醸で新しい酒好家にもアピールしている。
山口県萎市大字椿東3108-4