蔵のあるその土地の米と水で醸してこそ真の地酒。大分の穀倉地帯緒方にあり、自分達で作った米で酒を造る。
浜嶋酒造の現蔵元は昭和39年(1964年)に酒蔵の息子として生まれました。昭和54年(1979年)、母親の病気により17年間の長きにわたり酒造りを中断。平成2年(1990年)に家業を継承後、酒造りへの情熱が再燃し、国税庁醸造試験所での学習や各地の蔵元での修行を経て、平成9年(1997年)1月に自ら杜氏となって酒造りを再開。「美しい酒の追求」を永遠のテーマに掲げ、自らが美味しいと思う酒だけを醸しています。大分県緒方の穂倉地帯で自ら酒米を栽培する「自作自醸」にこだわり、全ての酒を伝統的な「船搾り」で一つ一つ醪を酒袋に入れて手作業で搾る、完全手造りの蔵です。「キレとうまみ」を併せ持つ、飲み疲れない酒を目指しています。蔵のある緒方は「その土地の米と水で醸してこそ真の地酒」という信念のもと、地域に根ざした酒造りを実践しています。