高知県安芸市に位置する酒蔵。日本酒・焼酎の製造販売を行い、土佐を代表する銘柄「土佐菊水」を醸造。女性だけの企画開発部門を設置し、女性向け商品開発に注力。ヨーグルトリキュールなど革新的な商品も展開。安芸川水系の軟水を使用し、バランスの良い味わいの日本酒を生産。昭和元年に日本初の冷蔵貯蔵設備を導入した先進的な蔵元。
江戸時代、現在の本社所在地で酒造業を創業。昭和23年(1948年)11月、菊水酒造合資会社として正式に設立。平成14年(2002年)7月、菊水酒造株式会社に組織変更。社名「菊水」は、古代中国の伝説に由来し、菊の花から滴る露を飲んで700歳以上生きたという「菊滋童(きくじどう)」の物語から命名された。土佐の酒文化を支える蔵元として、伝統を守りながら革新的な商品開発にも挑戦。女性だけの企画開発部門を設け、ヨーグルトリキュールなど新感覚の商品で新たな顧客層を開拓。現社長は春田和城氏。土佐を代表する酒として地域に愛され続けている。
現在のところ蔵見学は行っておらず、蔵での直売も実施していません。ただし、近くの酒店では菊水酒造の商品を豊富に取り揃えており、土佐菊水やヨーグルトリキュールなどの人気商品を購入が可能です。女性だけの企画開発部門が手がける革新的な商品開発の取り組みに興味のある方にとって、安芸市の酒造りの歴史を学べる貴重な機会でもあります。
具体的な受賞歴の詳細は公表されていませんが、菊水酒造は伝統的な日本酒製造と革新的な商品開発の両方で高い評価を受けています。特に、2010年から始まった「女性による女性のためのお酒作りプロジェクト」は業界でも注目され、ヨーグルトリキュールなどのヒット商品を生み出しています。土佐菊水は高知県の代表的な銘柄として長年にわたり地域に愛され、安芸市の文化と会経を支える者許としての役割を果たしています。
〒784-0004 高知県安芸市本町4丁目6番25号