寛政2年(1790年)創業の大和川酒造店は、福島県喜多方市に位置し、9代にわたって酒を造り続けてきた江戸時代からの老舗酒蔵です。2022年6月には9代目から10代目に代が替わりました。代表銘柄の「弥右衛門」は、酒類総合研究所主催の全国新酒鑑評会において8年連続の金賞を受賞するなど、その品質の高さが評価されています。霊峰飯豊山の伏流水と無農薬、減農薬無化学肥料の良質な米を使用し、『地の米、地の水、地の技術』をモットーにした酒造りで、地域の風土を大切にした伝統的な日本酒を醸造しています。
寛政2年(1790年)、江戸中期に喜多方にて酒造業を開始。創業者の名を冠した「弥右衛門」の銘柄で、235年以上にわたり9代にわたって酒造りを続けてきました。江戸、明治、大正、昭和、平成、令和と時代を超えて存続し、平成2年(1990年)には醸造蔵を約1km郊外の「飯豊蔵」として新設し、旧蔵を「大和川酒蔵北方風土館」として一般公開しました。江戸、大正、昭和の3つの蔵には時代別の酒造りや賯蔵方法が展示され、酒造りの歴史を知ることができます。2022年6月には9代目から10代目に代が替わり、新たな時代への挑戦を続けています。
大和川酒蔵北方風土館では無料で酒蔵見学を実施しており、江戸、大正、昭和の3つの蔵で時代別に変わってきた酒造りや貯蔵方法をガイドが無料で案内します。案内ツアーは約15分程度で、看板犬シバちゃんのお出迎えもあります。見学後は美味しい米と水に恵まれた喜多方の酒の試飲コーナーと売店でおいしいお酒を賞味・購入できます。営業時間9:00〜16:30、元日のみ定休日で、喜多方駅から徒歩約10分とアクセスも良好です。平成20年度に経済産業省の「近代化産業遺産群 続33」に認定された煙瓦煙突も見所の一つです。
代表銘柄「弥右衛門」は酒類総合研究所主催の全国新酒鑑評会において連続8年金賞を受賞する快挙を達成し、その品質の高さが全国的に認められています。特に純米辛口弥右衛門は5年連続燗酒コンテスト金賞を受賞し、燗で飲む日本酒として高い評価を得ています。寛政2年創業から235年以上の長い歴史を持ち、地の米、地の水、地の技術をモットーにした伝統的な酒造りは、無農薬・減農薬無化学肥料の良質な米と霊峰飯豊山の伏流水を使用した環境に優しい酒造りで、地域の風土を体現した日本酒として各方面から高く評価され続けています。
福島県喜多方市字寺町4761