1897年創業、翡翠の産地・糸魚川市の田原酒造は、新潟では珍しい「淡麗甘口」の「雪鶴」を醸造しています。頸城駒ヶ岳山麓の天然湧水を片道30分かけてタンクローリーで運搬。特定名称酒85%以上という高い比率で、築100年近い麹室で箱麹法による伝統製法を守りながら、製法特許を持つ新技術も導入。5代目当主・田原与一氏が杜氏も兼任し、「口当たり柔らかで優しく、旨み豊かで酔い覚め爽快」という理念のもと、手頃な価格で提供しています。
明治30年(1897年)創業。「雪鶴」の名は、「新潟銘酒の父」と呼ばれた新潟財務局鑑定官・田中哲郎氏が命名。「縁起良い名」「雪に舞う鶴のように麗しく気高い酒質」という意味を込めました。田中氏は「研醸会」を設立し、県内多数の蔵の酒造りに関わりました。現在の5代目当主・田原与一氏は60歳で社長就任後、2年後に杜氏が急逝したため、自ら杜氏役も担っています。
翡翠の産地として知られる糸魚川市に位置し、複城駒ヶ岳山麓の天然湧水を片道30分かけてタンクローリーで運搬するこだわりの酒造りを体験できます。築100年近い麹室での箱麹法による伝統製法と、製法特許を持つ新技術の融合を見学でき、「淡麗甘口」という新潟では珍しいスタイルの『雪鶴』の製造現場を見学できます。
『雪鶴』の名は「新潟銘酒の父」と呼ばれた新潟財務局鑑定官・田中哲郎氏が命名した歴史ある銘柄です。「縁起良い名」「雪に舞う鶴のように麗しく気高い酒質」という意味を込めた銘柄として、田中氏が設立した「研醸会」を通じて県内多数の蔵の酒造りに関わってきた歴史を持ちます。在来の米の旨味を大切にしながら、特定名称酒85%以上という高い比率で品質を維持し、「口当たり柔らかで優しく、旨み豊かで酔い覚め爽快」という酒質で高い評価を得ています。