1662年(寛文2年)創業、360年以上の歴史を持つ日本有数の老舗酒蔵。灘五郷の西宮郷に位置し、「白鹿」ブランドを展開。創業以来、西宮の名水「宮水」を使用し、「酒は造るものではなく、育てるもの」という理念のもと酒造りを続けている。
1662年(寛文2年)辰屋吉左衛門により創業。酒造業から海運業、金融業へと事業を拡大。1917年に辰屋の酒造部門が辰馬本家酒造株式会社として法人化。1920年に高級酒「黒松白鹿」を発売、同年辰馬育英会を設立し甲陽学院等を創設。1982年に創業320年を記念して白鹿記念酒造博物館を開館、1993年に近代的な「六光蔵」を完成。
创業320年を記念して設立された「白鹿記念酒造博物館(酒ミュージアム)」では、酒造りの武史と技術を追体験できる「酒蔵館」と、日本酒と桜に関する美術工芸品を展示する「記念館」があります。明治時代の酒蔵を利用した雰囲気ある空間で、灘の酒造り文化を学ぶことができます。開館時間は10:00〜17:00、火曜日休館。
全国新酒鑑評会では特に目覚ましい成果を上げており、1993年に完成した最新設備の「六光蔵」で醸造した『黒松白鹿』が2022年から2025年までの4年連続で金賞を受賞する快挙を達成。この「六光蔵初の4年連続金賞」は、伝統的な丁寧杜氏の技術と最新のバイオテクノロジーを結合した技術力の結晶です。360年以上の武史を持つ老舗酒蔵としての品質へのこだわりと、新技術への挑戦が高く評価されています。
〒662-8510 兵庫県西宮市建石町2番10号