1625年(寛永2年)伊丹で創醸し、1717年(享保2年)に魚崎へ移転し酒造専業となる。6代目当主・山邑太左衛門が1840年に名水「宮水」を発見し、灘酒の発展に大きく貢献。「正宗」の元祖であり、協会一号酵母の発祥蔵として知られる。
1625年荒牧村(現伊丹市)で創醸、1717年魚崎移転で酒造専業に。「正宗」は当初「セイシュウ」と読んだが「マサムネ」として定着。優れた酵母を持つ蔵として協会一号酵母として全国に頒布された。1995年の震災で門以外全ての建物が倒壊したが、前年完成の櫻喜蔵で製造を継続。
櫻正宗記念館「櫻宴」では、400年の歴史を物語る酒造道具の展示や、大正から昭和時代の貴重な酒造りVTR映像を観ることができる。館内にはショップ、レストラン、カフェも併設されており、見学は無料で楽しめる。開館時間は10:00〜22:00(火曜日休館)、阪神電鉄・六甲ライナー「魚崎駅」から徒歩5分の立地。
KuraMaster 2025で金賞を受賞、ワイングラスでおいしい日本酒アワードではプレミアム大吟醸部門で金賞を獲得。2025年には関西ベストファーザー賞も受賞している。「正宗」の元祖であり、協会一号酵母発祥蔵として日本酒業界に大きな功績を残している。宮水の発見者としても知られ、灘五郷の代表的な蔵元として長年にわたり高品質な日本酒を製造している。
〒658-0025 兵庫県神戸市東灘区魚崎南町5-10-1