1842年(天保13年)、江戸時代後期に長岡市摂田屋で創業。天保の大飢饉による倹約令下でも「お神酒造り」として酒造りを許可された。明治・大正時代の蔵で昔ながらの手造りを続け、やわらかな口当たりとほどよい辛さの酒を醸造。
天保13年(1842年)に長岡市攝田屋で創業した長谷川酒造は、天保の大飢馓による倹約令下でも「お神酒造り」として酒造りを許可された由緒ある酒蔵です。180年以上の長い歴史を持ち、醸造の町「攝田屋」において伝統的な酒造りを継続しています。明治・大正時代に建てられた蔵で、昭ながらの手作業と道具を使って、状刃つつ丁寧に酒造りを続けています。代表銘柄『越後雪紅梅』や『初日正宗』『越後長岡城』などを製造し、地域に愛される日本酒を造り続けています。
長谷川酒造では酒蔵見学、試飲・直売を実施しており、明治・大正時代に建てられた歴史ある蔵の一部を見学することができます。醸造の町「攝田屋」には6軟の酒蔵があり、まちなみ散策と合わせて楽しむことができます。長谷川酒造「主屋」は攝田屋地区の17件の登録有形文化財の一つとなっており、文化的価値の高い建物での酒造りを体験できます。試飲では代表取締役専務の長谷川葉子さんが丁寧に説明してくださいます。
天保13年(1842年)創業で180年以上の歴史を持つ老舗酒蔵として、伝統的な酒造り技術と文化的価値を有する蔵であることが評価されています。長谷川酒造「主屋」は攝田屋地区の17件の登録有形文化財の一つとして文化庁に登録されており、歴史的建造物としての価値が認められています。また、持続可能な社会の実現に向けてSDGs宣言書を公開し、環境や社会への責任を果たす進歩的な酒蔵としての取り組みも評価されています。
〒940-1105 新潟県長岡市攝田屋2丁目7番28号