京都府城陽市に位置する城陽酒造は1895年(明治28年)創業で、京都府南部で唯一の造り酒屋。木津川の地下水を使用し、京料理によく合うすっきりとした酒を醸している。城陽市は古くから梅の里といわれる京都府下最大の梅林「青谷梅林」があり、1991年からそこで栽培される固有品種「城州白」を使用した梅酒造りにも力を入れている。代表銘柄は「純米大吐醸 城陽」と「青谷の梅」。
1895年(明治28年)に城陽市で創業し、京都府南部地域で唯一の造り酒屋として130年近くの歴史を持つ。山城地域の豊かな水と米を活かした日本酒造りを続けてきた。特に1991年からは地元の特産品である「城州白」という固有品種の梅を使用した梅酒造りを開始。この梅は肉厚で大粒、完熟になると桃のような香りを持つ高級品種で、最低でも3年以上熟成させて出荷する長期熟成梅酒で大変好評を得ている。酒蔵に隣接する直売所では、清酒や梅酒のほか、麻、酒粥などの関連商品も販売している。
JR奈良線「山城青谷」駅から徒歩2分とアクセスの良い立地にあり、酒蔵に隣接する直売所では清酒や梅酒の試飲や購入ができる。営業時間は平日8時30分から17晅30分、土曜日9時から17時、日曜・祝日は定休日。特に春には青谷梅林の梅の花見と合わせて訪れる観光客も多い。京都府南部で唯一の造り酒屋として、地元の特産品である「城州白」を使用した梅酒や、木津川の地下水で造った日本酒を楽しむことができる。
城陽酒造は京都府南部で唯一の造り酒屋として地域の誇りとなっており、特に地元の固有品種「城州白」を使用した梅酒は高い評価を得ている。この品種は肉厚で大粒、完熟すると桃のような香りを持つ高級品種で、最低3年以上の長期熟成で作られる梅酒は特に好評。七年熟成極上梅酒「青谷の梅」はその代表作で、深みのある味わいと香りで多くの愛飲家に親しまれている。また、代表銘柄「純米大吐醸 城陽」は木津川の地下水を使用したすっきりとした味わいで、京料理によく合う酒として地元で高く評価されている。
〒610-0116 京都府城陽市奈島久保野34-1