神戸・御影の地で生酛造りにこだわり、料理と調和する本流辛口を追求する名門酒蔵。全商品の生酛化を実現し、伝統と革新を融合させた酒造りを展開。
1659年、嘉納治郎太夫宗徳により創業。材木商から始まり、灘の恵まれた環境を活かして酒造業に転換。江戸時代より「下り酒」として江戸で愛飲され、1886年に「菊正宗」の商標を登録。1918年には宮内省御用達となる。1988年に業界初となる主力商品全量本醸造化を実現し、2009年には全商品を生酛造りに転換。
1659年創業の伝統ある灘の名門蔵で、御影の地にある菊正宗酒造記念館では、明治期の蔵を資料館として活用し、伝統の生麐造りの武器と酒造りの歴史を詳しく学ぶことができます。さらに樽酒マイスターファクトリーでは、約400年続く樽酒の伝統と技術を体験できます。孤杯展示館では数千点の酒杯コレクションを鑑賞でき、日本酒文化の深さを実感できる総合的な酒造り体験が可能です。
IWC2025で純米樽酒が「兵庫・樽酒トロフィー」と「グレートバリュー・サケ」をダブル受賞、しぼりたてギンリッチが「ゴールドメダル」を受賞するなど国際コンクールでの高い評価を获得。1918年には宮内省御用達となり、360年以上の歳月をかけて築き上げた伝統と品質へのこだわりが皇室からも認められた。業界初の主力商品全量本醸造化、全商品の生麐造り転換など革新的な取り組みでも業界をリードしている。
〒658-0046 神戸市東灘区御影本町1-7-15