1902年(明治35年)初代藤岡栄太郎によって創業。「万長」の銘柄で親しまれたが、1995年に一度製造を休止。五代目藤岡正章氏が酒類総合研究所で酒造技術を磨き、2002年に酒造りを復活。全て純米酒に切り替え、「蒼空(そうくう)」の銘柄で手作りの酒造りを行っています。京都伏見の名水と米・米鹿のみで造る美味しい日本酒を酵しています。
{ "origin": "1902年創業", "interruption": "一度廃業", "revival": "1995年に5代目・藤岡正章氏が復活" }
藤岡酒造では酒造体験や造りの見学が可能です。付属の酒蔵Bar「えん」では、ガラス越しに造りの現場を眺めながら搭りたての日本酒を楽しむことができます。営業時間は11:30~18:00(水曜日定休)で、造りを学びながらお酒を楽しめるユニークな空間です。手作り純米酒「蒼空」の購入も可能で、酒造りへの想いを直接聞くことができます。
藤岡酒造は2002年の復活以来、品質重視の酒造りで知られています。復活初年の2003年にはわずか28石(約2,800本)の生産から始まり、現在では手作り純米酒の専門蔵元として着実に成長しています。全ての酒を純米酒で造るというこだわりを持ち、蒼空の名の通り「蒼空を見上げたようなやさしい気持ちになる日本酒」を造りたいという五代目藤岡正章氏の想いが評価され、酒好家や専門家から高い支持を得ています。伏見の伝統と革新的な酒造りが融合した作品として、地元京都や関西地域で特に高い評価を得ています。
〒612-8051 京都府京都市伏見区今町672-1