1673年(延宝元年)創業、350年以上の歴史を誇る京都伏見の老舗蔵元。会長・丸山恒生、社長・羽場陽介のもと、「誠実」を理念に掲げ、良い原料を使い心を込めて酒を造る。1964年に業界に先駆けて純米酒を復活させた純米酒のパイオニアとして知られ、醸造アルコール、糖類、防腐剤等一切無添加の酒造りを貫く。備前雄町や京都産「祝」など厳選した酒米と、桃山丘陵の地下水を使用。2022年には有機JAS認証を取得し、日本初の有機JAS認証付き日本酒のひとつ「有機純米吟醸GREEN」を発売。伝統的な手造りの技法を守りながら新たな挑戦を続ける。
1673年(延宝元年)、初代・中屋六左衛門が紀州藩主・徳川光貞公から酒造免許を賜り、和歌山城下で御用蔵として創業。代々帰依していた熊野速玉大社の宮司より、主神イザナギノミコトとイザナミノミコトの光を映して輝くようにとの願いを込めて「玉乃光」の酒銘を授かる。太平洋戦争で蔵が全焼後、11代目・宇治田福時が昭和27年から40年代半にかけて京都伏見に移転し再起を図る。1964年(昭和39年)、当時主流だった添加物入り日本酒に対し、米と水だけで造る「無添加清酒」を業界に先駆けて開発・発売し、純米酒復活の先駆者となる。2022年には酒粕専門店を開設し、純米酒粕の新たな価値を提案。2023年に創業350年を迎え、伝統を守りながら革新的な酒造りに挑戦し続けている。
酒蔵見学は行っておりませんが、京都市下京区に直営店「純米酒粕 玉乃光」を運営しており、酒粕料理とともに玉乃光の日本酒をお楽しみいただけます。伏見酒造組合の紹介ページや公式サイトでは、酒造りのこだわりや純米酒の歴史、有機JAS認証への取り組みなどを詳しく紹介しています。350年以上の伝統と革新を続ける老舗蒲元の酒造り哲学をご理解いただけます。
モンドセレクション2024金賞(備前雄町100%純米大吟醸)、全国燗酒コンテスト2023最高金賞(酒魂純米吟醸)、ワイングラスでおいしい日本酒アワード2023金賞(酒鵬純米大吟醸)、フェミナリーズ世界ワインコンクール複数回金賞を受賞しています。1964年に業界に先駆けて純米酒を復活させた純米酒のパイオニアとして、長年にわたって高い評価を得ています。2022年には日本初の有機JAS認証付き日本酒のひとつ「有機純米吟醸GREEN」を発売し、伝統と革新を続ける姿勢が高く評価されています。
〒612-8066 京都市伏見区東堰町545-2
Phone: 075-352-1673