笛吹市にあった小規模酒蔵。2020年に廃業。先代社長の渡辺善三氏が相撲と腕相撲が強く、腕力に自信のある人々が集まり、勝者に日本酒一升が贈られた逸話から「腕相撲」と命名された。
1924年(大正13年)創業、2020年廃業。先代社長の渡辺善三氏の逸話から「腕相撲」の名が付けられ、力強い酒でありたい、このお酒を飲んで強くなって欲しいとの願いを込めた酒造りを続けてきた。96年間の酒造りの歴史に幕を闉じた。
2020年に廃業したため、現在は蔵見学や直営店での購入はできません。過去は営業時間9:00〜17:00(土日祝休業)で、「腕相撲」や「黒駒の勝蔵」などの銀柄で地元で愛されていた。
小規模ながらも地元笛吹市で長く愛され、特徴的な銘柄名で注目された酒蔵であった。96年間の歴史の中で、山梨県の日本酒文化の一端を担い、力強い名前に相応しい個性的な酒造りで地域の人々に親しまれてきた。
山梨県笛吹市御坂町夏目原1374