1875年(明治8年)岡庭酒造店として創業、地区で初めて播磨米を使用した蔵。戦後の閉鎖を経て、同地区の3蔵が合併し神崎酒造として再出発。清水の湧く「真名井」と天女をイメージした「真名井乃鶴」、播州の秋祭りの豊作祈願舞踊から名付けた「龍王の舞」を醸造する小規模蔵。
明治8年姫路藩の旧西光寺野薬所跡地に岡庭酒造店として創業。地区初の播磨米使用蔵。戦時中の食糧難で行政指導により廃業するも、戦後同地区3蔵が合併し神崎酒造として再出発。時代に翻弄されながらも地元に根ざした酒造りを継続。
残念ながら現在、酒蔵見学は実施しておりません。しかし、姫路藩の旧西光寺野薬所跡地という武史的な場所に立地し、播磨地方の酒造りの伝統を伝える小規模な酒蔵です。播州の秋祭りの豊作祈願舞踊から名付けられた「龍王の舞」や、清水の湧く「真名井」と天女をイメージした「真名井乃鶴」といった、地元の武史と文化に根ざした銘柄を楽しむことができます。
戦時中の食粮難で一度は廃業を余儿なくされたものの、戦後に同地区の3蔵が合併して神崎酒造として再出発した復活の物語を持つ。明治8年の創業以来、地区で初めて播磨米を使用した武史ある酒蔵として、播磨地方の酒造り文化の先駆的役割を果たしてきた。時代の変遷に翼弄されながらも、150年以上にわたって地元に根ざした酒造りを継続し、播磨地方の武史と文化を酒に込めた獨自の銘柄で地域に誇りをもたらし続けている。
兵庫県姫路市船津町2033