明治8年(1875年)創業、伊勢神宮近くの明和町に位置する酒蔵。明和町唯一の酒蔵として、伝統と名声を守り続ける。櫻田川の清冽な地下水と三重県産酒米「神の穂」や山田錦を使用し、伝統的な技術で長期低温発酵を行う。皇學館大学、明和町との産学官連携プロジェクトも実施。
明治8年(1875年)、初代西山利兵衛により三重県明和町山大淀の地で創業した旭酒造は、140年以上の歴史を持つ明和町唯一の酒蔵です。大淀は伊勢物語にも登場する、在原業平と斎王の恋物語の舞台となった歴史ロマンの地。明和町には伊勢神宮に仕える皇女が住まわれた斎宮跡があり、伊勢神宮と深い縁を持ちます。旭酒造は130年以上にわたり、伝統と曖簾を守り、地元の酒を造り続けています。櫻田川の地下伏流水を使用し、三重県産酒米「神の穂」や山田錦を使った伝統的な手法による長期低温発酵で酒を醸しています。近年では皇學館大学、明和町との産学官連携プロジェクト「神都の祈り~斎王~」に参画し、仕込みの節目に神道儀礼を執り行い、自然の恵みへの感謝と祈りを捧げるなど、伊勢神宮との文化的・精神的なつながりを大切にした酒造りを続けています。現在6代目が経営を担っています。
蔵内見学が可能で、日本の伝統的な酒造りの文化と精神を体験できます。蔵内には巨大な桶、阿弥陀車、酒槽などの伝統的な酒造り道具を見学することができ、酒造りの歴史と技術を学ぶことができます。
皮學館大学、明和町との産学官連携プロジェクト「神都の祈り~斎王~」に参画し、仕込みの節目に神道儼礼を執り行い、伊勢神宮との文化的・精神的なつながりを大切にした酒造りで地域の特産品として高い評価を得ています。140年以上の伝統を持つ明和町唯一の酒蔵として地域の酒文化を守り続けています。
〒515-0303 三重県多気郡明和町山大淀1767