釧路唯一の酒蔵。創業以来100年以上、太平洋戦争中も含め一度も休造することなく継続。100%北海道産米(吟風・彗星等)と道東の大自然を源流とする伏流水を使用し、地元の蔵人が醸す地域密着型の酒造りを行う。令和5年全国新酒鑑評会金賞受賞、直近10年間で9回入賞(内7回金賞)の実績を持つ
大正8年(1919年)4月10日、初代梁瀬長太郎により合名会社敷島商会として創業。大正11年に現在地(釧路市住吉2丁目)に酒造蔵を新築し、福司の醸造を開始。太平洋戦争中も国策による休業を余儀なくされる中、全国でも珍しく一度も休造することなく製造を継続。「福を司る(つかさどる)」という縁起の良い酒名には、飲む人に幸福をもたらすようにとの願いが込められている。太平洋沿岸の冷涼な気候と冬場の積雪を活かした熟成貯蔵など、釧路の風土に根ざした酒造りで、北海道・道東をイメージした商品開発も行う。平成24年度札幌国税局新酒鑑評会では初の3冠を達成。地域の食材との相性を追求し、タンチョウヅルをかたどった「鶴 本醸造」やアイヌ語で子熊を意味する「ポンエペレ」など、釧路土産として愛される商品も展開している
直売所での販売を中心とした営業。営業時間は平日10:00-16:00、土曜10:00-14:00で、日祥日・年末年始は休業。現在蔵の見学は実施していないが、直売所では創業100年を超える蔵元の酒造りへのこだわりや歴史を感じることができる。JR釧路駅から車で約10分とアクセスも良く、釧路固有の食材との相性を追求した地元密着型の日本酒を購入できる
令和5年全国新酒鑑評会金賞受賞。直近10年間で9回入賞(内7回金賞)の突出した実績を持つ。札幌国税局新酒鑑評会では13年連続金賞を獲得し、平成24年度には初の3冠を達成。100%北海道産米と道東の大自然を源流とする伏流水を使用した釧路独自の酒造りが高く評価され、戦中も一度も休造することなく継続した伝統と技術が生かされている
〒085-0831 北海道釧路市住呉2丁目13-23