中空知エリア唯一の酒蔵。地元新十津川町産の酒造好適米「吟風」「きたしずく」を中心に全量北海道産酒米を使用。ピンネシリ山系を源流とする徳富川の清らかな伏流水で仕込み、手造りの少量生産にこだわる。2024年に酒蔵を全面リニューアルし、創業120年を前に「第三の創業」へ向けて新たな挑戦を続ける
明治39年(1906年)9月10日、奈良県十津川郷から北海道に移住した人々により「新十津川酒造株式会社」として創立。当初の酒銘は「徳富川」「花の雫」。大正7年(1917年)、ピンネシリ山から流れる砂金川にちなみ「金滴」「銀滴」に改銘。昭和7年(1932年)の火災で240坪を消失するも同年復旧。戦時統制下の昭和19年(1944年)に広部酒造、今酒造、五十嵐酒造の3社を吸収合併。昭和26年(1951年)11月に現社名「金滴酒造株式会社」へ改称。豊醇でまろやかな味わいの地酒として全国にファンを持ち、新十津川町を代表する特産品として愛されている。2025年春の創業120年を前に新酒投入を計画し、伝統を守りながら革新的な酒造りに挑戦している
中空知エリア唯一の酒蔵として見学を実施。見学可能時間は平日9:00-17:00、土日祝10:00-15:00(1週間前までに要予約)。売店営業は平日8:30-17:30、土日祥日は10:00-16:00で、正月三が日は休業。地元新十津川町産の米・水・人を活かした酒造りを見学でき、2024年に全面リニューアルした酒蔵で第三の創業への挑戦を感じられる
「金滴 純米吟醸」が日本酒版パーカーポイントで道内蔵唯一の90点以上の高評価を獲得。創業110年以上の歴史と伝統技術で、「金滴 大吟醸33」は売れ筋第1位の人気商品で、ラベルは歌手のさだまさしさんが揮毫。空知地方の米どころ新十津川町での手造り少量生産にこだわり、地元産酒造好適米とピンネシリ山系を源流とする徳富川の清らかな伏流水を使用した品質が評価されている
〒073-1103 北海道樺戸郡新十津川町字中央71番地7